前回は「外国の方に対しては「分かりやすい言葉」を 5〜「黙殺」と大義名分・ドイツ降伏・ポツダム宣言・スターリン・チャーチル・トルーマン〜|原爆投下と日本政府」の話でした。
驚天動地のロシア・ウクライナ侵攻

ロシアによるウクライナ侵攻は、平和な日本人にとっては驚天動地とも言える出来事でした。
現在は、主に欧州・米国とロシア・中国双方で交渉を続けているとみられ、やや小康状態です。
今回は「外国にハッキリ主張する姿勢」の話です。
鈴木貫太郎首相(当時)のような、海外首脳に「誤解・大義名分を与える」可能性のある言葉遣いをすることは最悪です。

絶対に避けるべきでしょう。
それから77年経過した今の日本は、当時を「過去の歴史」と片付けられる状況にはないのではないでしょうか。
特に総理大臣には、「言葉をきちんと海外に届けること」または「海外にハッキリ主張すること」を考えて欲しい。
下を向いてばかりの日本の政治家・閣僚:ディベート下手な日本人

いつも下を向き続けながら記者会見をしている、日本の首脳や閣僚たち。
欧米の首脳は、ほとんどの方が会見が上手です。
「上手」というよりも、彼らからすると「当たり前」なのかもしれません。
この理由に対して、よく
日本の教育には、
ディベートがなくて・・・
「先生の話を一方的に聞くだけ」の
授業形式ばかり。
なので、ディベートや会見する能力が「低い」と言われます。
この話は、僕が学生だった20年以上前にはすでにあった話です.
それに気付いているのならば、政府・文科省は「改善するような教育システム」に変更するべきと考えます。
ところが、その気配すら全くありません。
何も主張しない国・日本

最近は、ロシアに一方的に「北方領土に特区設置」された日本。
また、ロシアの艦船が日本近海を通過しても、日本は「注視する」とか「緊張感を持って情報収取してゆく」です。

10隻の艦隊と言ったら、すぐに戦争できる規模の海軍です。
自衛隊も海外から見たら「日本軍」なのです。
自国の近海を「10隻の(敵国の)艦隊が通過」したら「注視する」「緊張感持って」というのは「当たり前」です。
艦船が通過しなくても、軍なのだから、いつも「注視・緊張感持って」いて欲しい。
とにかく、国際政治において「いるのかいないのか」分からない程「存在感のない国」日本。
少なくとも「主張しなければ始まらない」でしょう。
次回は上記リンクです。