外国にハッキリ主張する姿勢 1〜驚天動地のロシア・ウクライナ侵攻・下を向いてばかりの日本の政治家・閣僚・ディベート下手な日本人・何も主張しない国・日本〜|国際政治

前回は「外国の方に対しては「分かりやすい言葉」を 5〜「黙殺」と大義名分・ドイツ降伏・ポツダム宣言・スターリン・チャーチル・トルーマン〜|原爆投下と日本政府」の話でした。

目次

驚天動地のロシア・ウクライナ侵攻

左上から時計回りに、Volodymyr Zelenskyウクライナ大統領、Joe Biden米大統領、Xi Jinping(習近平)中国家主席、Vladimir Putin露大統領(Wikipedia)

ロシアによるウクライナ侵攻は、平和な日本人にとっては驚天動地とも言える出来事でした。

現在は、主に欧州・米国とロシア・中国双方で交渉を続けているとみられ、やや小康状態です。

今回は「外国にハッキリ主張する姿勢」の話です。

鈴木貫太郎首相(当時)のような、海外首脳に「誤解・大義名分を与える」可能性のある言葉遣いをすることは最悪です。

左上から時計回りに J.Stalinソビエト連邦指導者、Winston Churchill英国首相、Franklin Roosebelt米大統領、鈴木貫太郎首相(Wikipedia、人物で読む太平洋戦争 世界文化社)

絶対に避けるべきでしょう。

それから77年経過した今の日本は、当時を「過去の歴史」と片付けられる状況にはないのではないでしょうか。

特に総理大臣には、「言葉をきちんと海外に届けること」または「海外にハッキリ主張すること」を考えて欲しい。

下を向いてばかりの日本の政治家・閣僚:ディベート下手な日本人

加藤 元官房長官(TBS)

いつも下を向き続けながら記者会見をしている、日本の首脳や閣僚たち。

欧米の首脳は、ほとんどの方が会見が上手です。

「上手」というよりも、彼らからすると「当たり前」なのかもしれません。

この理由に対して、よく

日本の教育には、
ディベートがなくて・・・

「先生の話を一方的に聞くだけ」の
授業形式ばかり。

なので、ディベートや会見する能力が「低い」と言われます。

この話は、僕が学生だった20年以上前にはすでにあった話です.

それに気付いているのならば、政府・文科省は「改善するような教育システム」に変更するべきと考えます。

ところが、その気配すら全くありません。

何も主張しない国・日本

左上から時計回りにPutin露大統領、Lavrov露外相、Wáng Yì(王毅)中外交担当国務委員、Xi Jinping(習近平)中国家主席

最近は、ロシアに一方的に「北方領土に特区設置」された日本。

また、ロシアの艦船が日本近海を通過しても、日本は「注視する」とか「緊張感を持って情報収取してゆく」です。

10隻の艦隊と言ったら、すぐに戦争できる規模の海軍です。

自衛隊も海外から見たら「日本軍」なのです。

自国の近海を「10隻の(敵国の)艦隊が通過」したら「注視する」「緊張感持って」というのは「当たり前」です。

艦船が通過しなくても、軍なのだから、いつも「注視・緊張感持って」いて欲しい。

とにかく、国際政治において「いるのかいないのか」分からない程「存在感のない国」日本。

少なくとも「主張しなければ始まらない」でしょう。

新地球紀行

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