前回は「静かに攻める米国〜シリアからの志願兵受け入れるロシア・全く進まない憲法改正論議:憲法改正し続けるドイツと「しない」日本〜」の話でした。
「一線を超え続けている」ロシア
ロシア軍の侵攻は続き、首都キーウ郊外では激しい戦闘が続いています。
ロシアに対して強い経済封鎖を続ける欧州・米国です。
米報道官が「ロシアがウクライナで生物兵器を使用する可能性」に関して警戒を呼びかけています。
今まで、
流石に、
そこまでやらないだろう・・・
この期待を裏切り続け、「やってきた」プーチン大統領。
いわば、「一線を超え続けている」ロシア。
ロシア軍が、生物兵器を使用する可能性が高いと考えられます。
ボリス・ジョンソン英首相は徹底的にロシアを叩く姿勢を崩さず、独仏がロシアと英国の間に立って交渉している状況です。
ところが、独仏による外交交渉は全く進展を見せておりません。
当初から掲げているプーチン露大統領の要求が「ウクライナには呑めない」条件ばかりで、交渉にならないからです。
「今こそ改憲!」を主張するだけの日本
ここで、日本では、
今こそ
改憲!
「今こそ改憲」と岸田首相が主張しています。
米国に敗北・占領された1945年直後「勝利した米国の都合で作成され、押し付けられた」憲法を一度も改正していない日本。
同じ枢軸国として敗北したドイツは、戦後に63回憲法改正を行なっています。(2022年3月14日現在)
中には微修正もあるでしょうが、敗戦国ドイツと比較しても、少しも憲法改正しない日本。
我がGermanyは、
戦後63回の憲法改正を実施した!
Japanは、
1回も憲法改正していない?
なぜ?
どうして?
国家である「君が代を歌うべきかどうか」という議論をする方もいて、西側諸国からみると
Japanは
大丈夫か?
こう思われてしまうでしょう。
まずは憲法を改正してみる:「憲法を改正すること」を日本国民が経験
「憲法改正」というと「9条改正」となります。
9条改正は現実的に「可決のハードル」が高すぎて「事実上不可能」と思います。
「本来議論すべき9条改正」ですが、「まずは憲法を改正してみる」ことを実際にやってみるのが良いと思います。
野党も反論しようがなく「世界情勢を鑑みたら改正すべき」です。
「それほど論議とならない項目」を、改正するのが最善だと思います。
「憲法を改正すること」を、日本国民が実際に経験することが大事です。
それが日本の政治にとって、「小さく、大きな第一歩」となるでしょう。
なんでも「一気に難しいことに挑戦」すると出来ないことが多いです。
比較的易しい「少しの憲法改正」をぜひ実行して欲しい。
そして、
憲法改正とは
なんなのか?
憲法改正を実施することは
どういうことなのだろう?
日本政府のみならず、日本国民が体験すべきと考えます。
岸田首相にはぜひリーダーシップを持って、「まずは小さな憲法改正」を実施して欲しいと思います。
次回は上記リンクです。