少し憲法改正すること〜「一線を超え続けている」ロシア・「今こそ改憲!」を主張するだけの日本・まずは憲法を改正してみる・「憲法を改正すること」を日本国民が経験〜|世界の憲法

前回は「静かに攻める米国〜シリアからの志願兵受け入れるロシア・全く進まない憲法改正論議:憲法改正し続けるドイツと「しない」日本〜」の話でした。

目次

「一線を超え続けている」ロシア

Vladimir Putin露大統領(Wikipedia)

ロシア軍の侵攻は続き、首都キーウ郊外では激しい戦闘が続いています。

ロシアに対して強い経済封鎖を続ける欧州・米国です。

米報道官が「ロシアがウクライナで生物兵器を使用する可能性」に関して警戒を呼びかけています。

今まで、

流石に、
そこまでやらないだろう・・・

この期待を裏切り続け、「やってきた」プーチン大統領。

いわば、「一線を超え続けている」ロシア。

ロシア軍が、生物兵器を使用する可能性が高いと考えられます。

ボリス・ジョンソン英首相は徹底的にロシアを叩く姿勢を崩さず、独仏がロシアと英国の間に立って交渉している状況です。

Boris Johnson英首相(Wikipedia)

ところが、独仏による外交交渉は全く進展を見せておりません。

当初から掲げているプーチン露大統領の要求が「ウクライナには呑めない」条件ばかりで、交渉にならないからです。

「今こそ改憲!」を主張するだけの日本

岸田文雄首相(Wikipedia)

ここで、日本では、

今こそ
改憲!

「今こそ改憲」と岸田首相が主張しています。

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日本国憲法(Wikipedia)

米国に敗北・占領された1945年直後「勝利した米国の都合で作成され、押し付けられた」憲法を一度も改正していない日本。

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日本国憲法(Wikipedia)

同じ枢軸国として敗北したドイツは、戦後に63回憲法改正を行なっています。(2022年3月14日現在)

中には微修正もあるでしょうが、敗戦国ドイツと比較しても、少しも憲法改正しない日本。

Olaf Scholz独首相(Wikipedia)
Scholz

我がGermanyは、
戦後63回の憲法改正を実施した!

Scholz

Japanは、
1回も憲法改正していない?

Scholz

なぜ?
どうして?

国家である「君が代を歌うべきかどうか」という議論をする方もいて、西側諸国からみると

Japanは
大丈夫か?

こう思われてしまうでしょう。

まずは憲法を改正してみる:「憲法を改正すること」を日本国民が経験

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日本国憲法(Wikipedia)

「憲法改正」というと「9条改正」となります。

9条改正は現実的に「可決のハードル」が高すぎて「事実上不可能」と思います。

「本来議論すべき9条改正」ですが、「まずは憲法を改正してみる」ことを実際にやってみるのが良いと思います。

野党も反論しようがなく「世界情勢を鑑みたら改正すべき」です。

「それほど論議とならない項目」を、改正するのが最善だと思います。

「憲法を改正すること」を、日本国民が実際に経験することが大事です。

それが日本の政治にとって、「小さく、大きな第一歩」となるでしょう。

なんでも「一気に難しいことに挑戦」すると出来ないことが多いです。

比較的易しい「少しの憲法改正」をぜひ実行して欲しい。

そして、

日本国民A

憲法改正とは
なんなのか?

日本国民C

憲法改正を実施することは
どういうことなのだろう?

日本政府のみならず、日本国民が体験すべきと考えます。

岸田首相にはぜひリーダーシップを持って、「まずは小さな憲法改正」を実施して欲しいと思います。

次回は上記リンクです。

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