前回は「国家元首は自らのカラーを強く打ち出そう2」の話でした。
実力も大事ですが、やはり知名度がある首脳は皆カラーがあります。
世界で「その人しか出せないカラー」です。
AbeもKoizumiも、それなりの知名度があります。
日本国内ではなく、世界においてAbeカラー、Koizumiカラーが認知されているかというと、それはあまりなさそうです。
ジョンソン英首相も、ジョンソンカラーが出ていて良いですね。

やはり日本の首脳は「カラーがない」と世界から思われているのではないでしょうか。
「カラーがないのが日本」と割り切る方もいらっしゃるかも知れませんが、やはり少し寂しいです。
岸田新総理の「真面目なカラー」を応援しましたが、真面目さを貫いてほしい。
これ以上ない、世界に岸田総理しかない「岸田流真面目さ」にまで到達して欲しい。

世界でKishidaといえば、「真面目だね」となるかも知れません。
それを貫き、高めて「日本人らしい頑強な真面目さ」を持って外交を展開して欲しい。
「約束をきちんと実行する・ウルトラ超真面目なKishida」として、「日本の顔」になって欲しいと思います。

真面目さをトコトン貫いて「俺は真面目で約束は必ず守る!」と世界で主張してそれを実行すれば、信頼されるようになる
ロシアや中国のように平気で約束を反故にする連中には、「約束は守れよ!」とハッキリ言ったらかっこいいですね。

言ったところで、彼らが約束を守ることはないですが。
世界で「日本の景観」というとすぐに富士山ばかりが出てきます。

日本らしい景観は富士山に限らないのです。

写真は、岐阜県の織田信長で有名な岐阜城から見下ろした風景です。
「美しい風景」とまでいかないですが、「日本らしい青々とした山々が続く」風景は高温多湿の日本ならではです。
こういう風景はたくさんあり、それが「日本のカラー」の一つとも言えます。
「日本のカラー」を世界に発信してゆくことを、一緒に考えてみませんか。