前回は「世界の国家元首のカラーと強さ〜日本の国家としての総合力・戦後日本と国家の地位〜」の話でした。
国家の顔と国家元首のカラー:国の存在感と文化

ある国を考えた時、その国の雰囲気・土地柄・風景・食べ物・文化等思い浮かべます。
やはり、その国の人間には大きな興味が行きます。

「国を代表する人間」は、別に国家元首である必要はありません。
卓抜した能力を持つ文化人・サイエンティスト・芸術家・アスリートでも良いのです。
やはり「国の顔」は、国家元首になるでしょう。

米国を思い起こすと、どうしても今はBiden大統領が思い起こされます。
少し前はTrump前大統領で、僕は個人的には結構好きです。
かなりメチャクチャな面があるTrump前大統領ですが、あの常人離れしたパワーはすごいです。

あの異常なまでの「トランプカラー」は、Trump元大統領しかだせないものです。

私は
逮捕されたが・・・・



これは、民主党の陰謀であり、
我が「トランプカラー」は衰えん!
何度かビジネスで失敗しても、復活しているのがすごいです。
あの尋常ならざるパワーは人を惹きつける力があります。
フランスの顔:マクロン大統領とコルビュジェ


フランスは、Macron大統領がパッと浮かびます。
他に現代を生きる人間で思いつくのは、自分の仕事や興味の分野で活躍している人がいます。


建築界では知らない方はいない、大建築家Le Corbusierは「スイス出身」です。
スイス出身のLe Corbusierですが、主にフランスで活躍しました。


Corbusierが亡くなった際には、時のフランス政府のAndré Malraux文化相は、



Corbusierは、
世界に名だたる大建築家だ!



Corbusierは、
国葬にすべきだ!
と強硬にに主張し、コルビュジェはフランスでも数少ない国葬の一人となりました。
その意味では、「フランスと言えば、コルビュジェ」であり、コルビュジェは「フランスの顔」でしょう。
それぞれの分野で卓越した能力と、素晴らしい実績を残している方が多数いらっしゃいます。
一方で、多くの場合、その方は他の分野の人は知らない可能性があります。
メディアにもよく登場する国家元首。
「ある国の顔」という場合は、どうしても「国家元首」となる傾向があります。
TIME誌が選ぶ日本の顔:Kishidaカラーの必要性


そして、「日本の顔」です。
TIME誌の「2023年:世界で最も影響力のある100人のリスト(TIME100)」が、先日発表されました。
日本からは、岸田文雄首相とゲームクリエイター・宮崎英高氏が選出されました。
2年前、TIME誌の「2021年の100人」に日本人からはNaomi Osaka・大谷翔平・隈研吾の3名が選ばれました。
それぞれの方、かなりの実力者で知名度も抜群。
嬉しいことですが、2021年は他の国は多くの首脳陣が選ばれているのに、日本はいません。
いまや世界中で指折りの売れっ子建築家である、隈研吾氏。
「隈研吾ならでは」の建築を、数多く世に送り出しています。
日本人建築家で、TIME100に選ばれたのは、隈氏が初めてではないでしょうか。


一時は、Abe元首相が何度か選出されていました。
Kishida首相には来年以降、続けて選出されるように世界中に”Kishida”と”Japan”をアピールして欲しいと思います。
過去に「Time100に3回以上選出された日本人」は、いません。
Obama米元大統領は11回、Hillary元米国務長官は10回選出されています。
G7で「大きな成果」を上げたKishida首相。
Kishida首相には、Kishidaカラーを猛烈に出してほしい。
そして、世界の国家元首たちに対して、



あのさ、Kishida
なんだけどさ・・・



この問題は、
僕はこう考えるんだよな・・・
Kishidaが
こう言っているぞ!
と海外の国家元首や様々な方々に「JapanのKishidaの考え」を発信して欲しい。
そして、Time100等にKishida首相が、どんどん選出されるようになると、日本人としては嬉しいです。
次回は上記リンクです。