前回は「国家の存在感と国家元首の特徴 1〜国家元首のカラーと強さ〜」の話でした。
国家の顔:国の存在感と文化・雰囲気
ある国を考えた時、その国の雰囲気・土地柄・風景・食べ物・文化等思い浮かべます。
やはり、その国の人間には大きな興味が行きます。
「国を代表する人間」は、別に国家元首である必要はありません。
卓抜した能力を持つ文化人・サイエンティスト・芸術家・アスリートでも良いのです。
やはり「国の顔」は国家元首になるでしょう。

米国を思い起こすと、どうしても今はBiden大統領が思い起こされます。
少し前はTrump大統領で、僕は個人的には結構好きです。

あの異常なまでの「トランプカラー」は、Trump元大統領しかだせないものです。
何度かビジネスで失敗しても、復活しているのがすごいです。
あの尋常ならざるパワーは人を惹きつける力があります。

フランスは、Macron大統領がやはり浮かびます。
他に現代を生きる人間で思いつくのは、自分の仕事や興味の分野で活躍している人がいます。
多くの場合、その方は他の分野の人は知らない可能性があります。
日本の顔
そして、「日本の顔」です。
TIME誌の「2021年の100人」に日本人からはNaomi Osaka・大谷翔平・隈研吾の3名が選ばれました。
それぞれの方、かなりの実力者で知名度も抜群。
嬉しいことですが、他の国は多くの首脳陣が選ばれているのに、日本はいません。
建築家の隈研吾氏が選ばれたことは、とても嬉しいことです。
隈研吾氏は、いまや世界中で指折りの売れっ子建築家で、「隈研吾ならでは」の建築を数多く世に送り出しています。
日本人建築家で、TIME100に選ばれたのは、隈氏が初めてではないでしょうか。

一時は、Abe元首相が何度か選出されていました。
Kishida首相には来年以降、ぜひ選出されるように世界中に”Kishida”と”Japan”をアピールして欲しいと思います。

過去に「Time100に3回以上選出された日本人」はいません。
Obama米元大統領は11回、Hillary元米国務長官は10回選出されています。
Kishida首相には、Kishidaカラーを猛烈に出して頂きたい。
そして、Time100等にどんどん選出されるようになると日本人としては嬉しいですが、今後どうなるでしょうか。