前回は「極めて甚大な衝撃〜安倍元首相・銃撃事件・白昼の銃撃事件・日本の安全性への不安〜」の話でした。
目次
参院選と安倍首相銃撃事件
突然発生した、安倍元首相の暗殺に揺れた日本。
参院選、自民単独で改選過半数 改憲勢力が定数の3分の2以上に – BBCニュース
日本の参議院選挙が10日投開票され、自民党は改選124議席の過半数(63議席)を単独で獲得した。与党の自民・公明両党で、非改選の70議席を合わせて定数の過半数(125議席)…
そして、大きく日本が揺れる中、参院選が行われました。
自公が大勝利し、自民党は改選過半数の63議席を上回り「改選単独過半数」を確保する勝利です。
投票率は52.16%ほどで、前回の48%をやや上回りました。
事実上、安倍総理の強いバックアップで総理に就任した岸田首相。
安倍総理の「思い」を継いで、さらに岸田カラーを強めてゆくでしょうか。
自公大勝利と岸田首相の視線
大勝の報を受けた岸田首相は、
憲法改正に
大いに前向き!
な姿勢を示しています。
安定政権であった安倍政権が、長年悲願としてきた「憲法改正」。
現実的には、最重要な条項である9条改正は、非常にハードルが高いのが現実です。
ここは、少しでも憲法改正をして欲しい。
少し憲法改正すること〜「一線を超え続けている」ロシア・「今こそ改憲!」を主張するだけの日本・まず…
ハードルが高すぎる「9条改正」
憲法を金科玉条のように扱う日本ですが、世界では憲法改正を比較的頻繁にやっています。
数多く憲法改正したドイツと日本
同じ敗戦国であるドイツは、戦後に63回も憲法改正を行なっています。
対して、米国に完全に押し付けられた憲法を、「堅持する」日本。
戦後80年近くもの間、大事に大事にして、全く変更してこなかった日本。
日本に「憲法を与えた」米国からすると、
Japanは、
どうせ独立後に自国で憲法改正するんだろう・・・
えっ、
まだ全然変更してないの?
が本音なのでしょう。
安倍元首相の暗殺は、日本にとって大変な痛恨事です。
岸田首相にはこの困難を乗り切って、大いに前進して欲しい。
そして、それこそが「日本に尽くした安倍元首相へ報いる」最も大事なことだと思います。