前回は「上は向かなくても前を向いて、ハッキリと相手に意思を伝えよう 2」の話でした。
岸田新首相は、比較的下を向くことは少ないように思いますが、でもやっぱり下を向いている時間が長いです。

北朝鮮が「また」弾道ミサイルを発射した際の会見の模様です。
ミサイルを撃ち込まれたら、「撃ち返す」のが基本なのだけれども、日本が憲法上、「どうあってもできない」ことを知っている北朝鮮は、たびたび撃ってきます。
国民も「またか」としか思わないし、なにか防衛策を考えるわけでもないです。
しかし、一国の代表者の岸田総理には「毅然と対応」みたいなことを言うなら、態度でもそれを示して欲しいと思います。
前をじっと睨んで、「北朝鮮ふざけんな!」という姿勢を見せて欲しい。
↑ではなくて、↓の感じです。

原稿があるなら、その要点だけを「前を向いて」短く・はっきりと話せば良いと思います。
詳しい内容は官邸関係者が後で報道関係者に配るか、メールで送信すれば良いのではないでしょうか。

会見は短くていいと思います。
肝心なのは「内容と姿勢」です。
とても真面目な感じが好感が持てる「真面目な」岸田総理。
もう少し目に力をこめて、日本国内に対してはこの感じでも良いですから、海外に対しては「キリッ」と前を向いて、「ハッキリ」と発言して欲しいと思います。

せめて閣僚は「仕方ない」としても、日本国の国家元首として、ド真面目なくらいで世界へ向けて発言して欲しい。