前回は「上は向かなくても前を向いて、ハッキリと相手に意思を伝えよう 1」の話でした。
日本の政治家の方々の会見の際、マスクはともかく、なぜいつも下ばかり向いているのでしょう。
海外の首脳や政治家は、たまに確認のためにチラっと下を向きます。
ほとんど前をじっとみて、力強い瞳で画面をみています。

Boris Johnson英首相です。
彼はBoris Johnsonしかない「強烈なカラー」を持っていますが、この写真の通り、ほとんど前をじっと見つめています。
例えようによっては、「睨んでいる」感じです。
国家元首はこのくらいでいいのではないでしょうか。
やはり強くなくては。
下向いて会見することが多、日本の政治家の方々には、原稿を読むのではなく、「考えていることを伝える」ことを大事にして欲しいです。
そんなに原稿読むのが好きならば、前をずっとみて「私の言いたいことはこれです。」とテロップを流すのが良さそうです。
あるいは、大きなボードに原稿を印刷して指さした方が良いのではないでしょうか。
文章の方が、パッと要点が分かります。
ニュースなどで、会見を見ていたら、延々と下向いているのを見せられます。
我慢して最後まで話を聞いてみたら、挙げ句の果てに大した内容のない話であることが多いように思います。
内容も大事ですが、やはり国家の上に立つ人は姿勢が大事です。

その姿勢や雰囲気に芯があって信頼されることが大事ですが、下ばかり向いていると肝心な「表情が分からない」のです。
人間関係において「話す内容」は大事ですが、同時に「話しているその人の表情」は非常に重要です。
「話す内容のみ発信したい」のならば、文章を発信すれば良いですが、やはり人がはっきりと口で伝える方が「遥かに伝わる」のです。
記者会見等で話すからには、大事な「表情」を明確に打ち出して欲しい。

総理大臣には、はっきりと明確で強い意志を持って話して欲しいと思います。