嘘や違反に寛容すぎる日本社会〜ハッキリすべき東京都知事選の学歴問題・学歴は「人生の経歴」・それぞれの大学で過ごした証〜|日本の政治と政治家

前回は「『謝れば犯罪も許される』極めて妙な国会議員の発想〜自民党裏金問題と派閥解消・稚拙極まりない「論点すり替え」・不思議な東京地検特捜部の発想〜」の話でした。

目次

ハッキリすべき東京都知事選の学歴問題

新地球紀行
東京(新地球紀行)

東京都知事選が公示されて、多数の立候補者が支持を呼びかけています。

この中、毎回再燃する現職東京都知事の「学歴疑惑」が、週刊誌やネット上で騒がれています。

公職選挙法上「経歴を偽ってはならない」と規定がある以上、学歴を偽っては「一発でアウト」です。

様々な人物が、

東京都知事の言っている
カイロ大卒は虚偽です!

私は当時、東京都知事が若き頃に
一緒にいましたが〜が事実です!

と過去に関して、実に様々な話が登場しています。

それらの真偽性に関しては「当事者しか分からない」ことが多いのが現実です。

まして、半世紀前、50年近く前になると「記憶が正しいのかどうか」もあやふやな点があるでしょう。

卒業証書も槍玉に上がることがありますが、当のカイロ大が、

この卒業証書は、
正しいように思われる・・・

という感じの、いまいちハッキリしない声明を出すので、周囲の人は、

一体、どっちが
言っていることが正しいのか・・・

困惑してしまっています。

東京都知事の「元側近の告発」もまた、「当事者しか知り得ないこと」が多く、

正しいようにも
思えるけど、事実はどこにあるのだろう・・・

と「客観的事実」が弱いために「決定打とならない」フワフワした状況が続きます。

一方で、この問題は超重要であり、現職東京都知事は「公明正大な説明」をすべきでしょう。

「政治家に嘘は許されない」のが本来の姿であり、現職都知事は、

私のカイロ大卒の
学歴は絶対に正しい!

これが誤っていれば、
政治家辞めます!

くらいなことをハッキリ言うべきでしょう。

学歴は「人生の経歴」:それぞれの大学で過ごした証

New Global Voyage
左上から時計回りにハーバード大学、イエール大学、京都大学、東京大学(Wikipedia)

「学歴」というと、

別に学歴が高かろうと
どうであろうと、結果を出してくれれば良い・・・

みたいな空気が強いのが日本です。

確かに「学歴によって、その人物の評価が大きく変わる」のはおかしいとも思えます。

第二次世界大戦時、優秀な人物が多数おり、現実に米海軍を圧倒していた大日本帝国海軍(日本海軍)。

米海軍に敗北したのは、「そもそも米国・米軍が強すぎるから」が最大の理由です。

一方で、米国と比較すると「学歴・成績に重きを置きすぎて、硬直した人事」であった日本海軍。

「成績優秀者が出世する」という極めて異常な状況が法制化されており、人事にミスが続きました。

この「人事のミス」もまた、日本海軍の敗北の大きな原因でした。

このような「日本の誤った過去」もあり、

学歴がどうであろうと、
あまり関係ないのでは・・・

別に東大出ても
使えない奴は沢山いるしな・・・

と、学歴に対してネガティブな意見が出てくることもあり、たいてい東大が槍玉に上がります。

確かに「学歴によって、人生が決まる」のは間違った考えですが「学歴は人生の経歴」であります。

ある人が、A大学を出れば、A大学を出たなりの学びをしたり、相応の友人関係で過ごしたはずです。

B大学であれば、 B大学に相応の人生を経てきたのでしょう。

海外に留学した方も、国内の大学を出た方も、それぞれの方が大学で様々なことを学んだでしょう。

この時、「学歴によって差別される」ことは間違いですが「学歴で区別される」のは誤りではないです。

そして、「人生の一部」である学歴は、公人である政治家は「嘘をついてはならない」のです。

嘘や違反に寛容すぎる日本社会

新地球紀行
左上から時計回りにBoris Johnson元英首相、Putin露大統領、Emmanuel Macron仏大統領、Xi Jinping(習近平)中国家主席(Wikipedia)

全体的に、日本社会は嘘や違反に「寛容すぎる社会」であるとも言えそうです。

2022年に「カクテル・パーティー事件」で一気に辞任に追い込まれたジョンソン首相。

みなさん、”Stay Home”で、
なるべく外に出ないでください!

と英首相官邸は言い続けていましたが、自分達がパーティーをしていた事実が発覚。

“Stay Home”とか言って、
自分達はパーティーしてたのは、ルール違反!

政府・首相として、
許されざる行為!

いや・・・
そんなに大したパーティーではなくて・・・

首相なのに
嘘をつくのはダメ!

この「比較的小さな問題」で、剛腕で強い政治家であったジョンソン首相は辞任に至りました。

ウクライナ戦争では、「ウクライナの守護神」の如く大活躍したジョンソン元首相。

ジョンソン元首相が不在となり、ウクライナ戦争はロシアに有利に展開することになりました。

若きスナク首相は、大変優秀かつ強力な政治家で期待しています。

日本で同様な「カクテル・パーティー事件」があったら、どうだったでしょうか。

本来は、

首相なのに
嘘をつくのはダメ!

となるはずですが、なんとなく有耶無耶になって、

まあ、しょうがないか・・・
コロナの中、首相もストレスが多かったんだろう・・・

みたいな「意味不明な援護」も登場して、結局「お咎めなし」になりそうです。

そして、日本では「違反建築物」が非常に多く、行政に通報があっても、

行政は民民には
介入しないので・・・

と「有耶無耶路線」を貫く行政。

あまりにも嘘や違反が多すぎて、「嘘や違反に優しい社会」となった日本。

ただ、これでは「法治国家」とはとても言えず、レベルが低いのが事実です。

そして、このレベルの低さの一つが Global Gender Gap Report”118位なのでしょう。

とにかく、政治家は「嘘を言ったら終わり」です。

そして、経歴や学歴の疑惑に対して、政治家はハッキリ主張するべきでしょう。

新地球紀行

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