前回は「ウクライナの強い姿勢」の話でした。

ロシアによるウクライナ侵攻において、最も活発な動きを見せている英国。
もはや「最も頼りになる国家」とも言える国になりました。
その英国では、目下政権を揺るがす大スキャンダルに見舞われています。

コロナのパンデミックの最中、英国民には”Stay Home”と訴えて、自宅待機を強く要請していた英政府。
ボリス・ジョンソン英首相を含む英政府関係者が、「英官邸でパーティーを楽しんでいた」問題です。
確かに、この問題はジェントルマンシップを最重視する英国民からすると
政府・首相として、
許されざる行為!
なのでしょう。
以前から問題となっているこの「英官邸パーティー問題」は、一時はロシアによるウクライナ侵攻で下火となっていました。
ロシアのウクライナ侵攻は続いており、非常に悲惨な状況が続いています。
ただ、一時期の
Putin大統領が、
核兵器を使うのでは?
という状況に比べると小康状態です。
マクロン仏大統領らの仲介を無視したプーチン大統領。

独仏首脳がプーチン大統領に、ゼレンスキー大統領との対話を要請している状況です。

ロシアと英国などの西側双方が「戦争をどう収めるか?」を模索している状況です。
この状況を作り出したボリス・ジョンソン英首相はじめとする英国。

状況が落ち着いてきたからこそ、「英官邸パーティー問題」は再燃したとも言えます。
トラス英外相は、ジョンソン英首相を強く支持しています。
汚職であれば大問題ですが、コロナが一時的に落ち着いてきた状況を作り出したジョンソン政権。
さらにロシアのウクライナ侵攻を大きく抑えたジョンソン英首相・トラス英外相たちの功績は非常に大きい。
ウクライナ侵攻における「強いリーダーシップ・駆け引き」の功績は、英国のみならず世界において極めて大きいでしょう。
その中、この「英官邸パーティー問題」は残念ですが、汚職等に比べれば、はるかに軽い事柄です。
僕も、ジョンソン英首相を支持したい。
この問題で、英政府の足が引っ張られることがないようにして欲しい。
「ロシアによるウクライナ侵攻」に対して、ジョンソン英首相たちには、引き続き、解決向けて全力を尽くし続けて欲しい。
それは、世界中の人間・世界にとって、非常に大事なことだと考えます。