英国の信念〜強気姿勢貫くプーチン大統領・英国の「更なる一手」・「凄いこと」をハッキリ主張する欧米〜|露ウクライナ侵攻

前回は「ロシアの無理難題の要求〜着実に占領地域広げるロシア・強気姿勢貫くボリス・ジョンソン英首相〜」の話でした。

目次

強気姿勢貫くプーチン大統領

左上から時計回りにBoris Johnson英首相、Putin露大統領、Emmanuel Macron仏大統領、Xi Jinping(習近平)中国家主席(Wikipedia)

強気姿勢を、一切崩さないロシアのプーチン露大統領。

ウクライナ首都キーウ付近で砲撃を続け、多数の一般市民が犠牲になっています。

当初、ウクライナ侵攻を短期決戦と考えていたと思われるロシア軍は、「想定外の時間」がかかっています。

遂に「国境に配備していた全軍を投入した」と米国が分析しています

英国の「更なる一手」

ロシアとウクライナの間で停戦交渉が続けられていますが、大きな成果が出ません。

ロシアの「大前提とする要求」がウクライナにとって「呑めない要求」ばかりなので、進みようがありません。

強気のプーチン露大統領に対して、欧州で最も強気の姿勢を崩さないボリス・ジョンソン英首相。

Boris Johnson英首相(Wikipedia)

英国は「更なる一手」を出しました。

ロシアを念頭に置いた「不正資金を取り締まる」新法を導入したのです。

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絶対に
英国は妥協はしない!

という英国の強い姿勢がよく分かります。

「凄いこと」をハッキリ主張する欧米

英国のリズ・トラス外相はバルト三国を訪れ、

プーチンは
ウクライナで必ず倒す!

と声明を発表しました。

Elizabeth Truss英外相(Wikipedia)

最初に動画を見た時、「かっこいいな」と思いました。

英国女性の「毅然とした姿勢」が、明確に打ち出されています。

日本人の感覚では、

凄い事を、
はっきり言うんだ・・・

と思いますが、表立ってここまで主張するのは本当に立派だと思います。

上記リンクには駐英大使館の「字幕付き動画」もありますので、ぜひご覧ください。

まるで欧州・米国が英国に引っ張られている感じすら受ける「英国の強い信念」と強い指導力は卓越しています。

対して、我が日本は・・・・・というと、心細い限りです。

日本政府の首脳で、ここまで言う方はいないでしょう。

「欧州・米国側なのか、ロシア側なのか、どちらなのか」を、より旗幟を鮮明にする必要があると思います。

新地球紀行

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