外国にハッキリ主張する姿勢 5〜「本音を言わないJapanese」という視線・「相手・相手国に伝えたいこと」は堂々と、はっきりと・フィンランドNATO加盟・ロシア軍の動き〜|国際政治

前回は「外国にハッキリ主張する姿勢 4〜ニコニコ・ヘラヘラしてばかりの日本政府首脳・大臣・とにかく強気な海外首脳・とにかく大人しい日本の首相〜」の話でした。

目次

「本音を言わないJapanese」という視線

左上から時計回りに、Kim Jong-un朝鮮労働党中央委員会総書記 、Xi Jinping(習近平)中国家主席、Yoon Suk Yeol韓国大統領、岸田首相(Wikipedia)

いつも大人しくて、「何を主張しているのかイマイチ分からない」日本の首相。

海外からは

本音を言わない
Japanese・・・

と思われているのでしょう。

Boris Johnson英首相(Wikipedia)

ロシアのウクライナ侵攻において、八面六臂の活躍をしているジョンソン英首相。

前を向いて「自分の言葉で」ハッキリと主張する姿は、実に清々しいです。

ロシアは、ついにジョンソン英首相らを「ロシア入国禁止」としました。

日本は「欧州・米国側」だけど、あまり強く主張しないで「なんとなく」という感じです。

トップは、遠慮してはならないと思います。

俺は
こう思うんだ!

とはっきりと「前を向いて」発信していただき、国家を引っ張って欲しいと思います。

そして、何か提言を受けても自らの理念・考えに合わなければ、遠慮なく

ダメだ!

と突っぱねる。

「相手・相手国に伝えたいこと」は堂々と、はっきりと

左上から時計回りに、Boris Johnson英首相、Olaf Scholz独首相、Emmanuel Macron仏大統領、Mario Draghi伊首相(Wikipedia)

英語は出来るのが望ましいですが、別に日本語でも良いと思います。

フランスの首脳は、英語も出来ますが、母国語のフランス語で堂々と話しています。

ちょっとした首脳同士の意思疎通を、基本的な英語で通訳を介さずに「直接」出来るのは、良いことだとは思います。

本当は「英語の方が望ましい」ですが、重要なことは日本語でも良いのです。

私は、この件
こう思うんだが・・・

と日本語でまくしたてて、通訳の方に通訳して貰えば良いのです。

「相手・相手国に伝えたいこと」は堂々と、はっきりと伝えれば良いと思います。

その際は、「遺憾」みたいな分かりにくい言葉では、ダメでしょう。

むしろ、中学生でも分かる日本語で、通訳の方が「訳し易い」言葉を選んで欲しいと思います。

世界で日本語は「多くの人が話す言葉ではない」ですが、そうはいっても「1億以上の人間が話す」歴史ある言語です。

ロシアによるウクライナ侵攻が、現実に起きてしまい、数多くのウクライナ人・ロシア人が亡くなっています。

日本もまた「ロシアの数多くの隣国の一つ」であることを忘れてはならないでしょう。

フィンランドNATO加盟:ロシア軍の動き

「フィンランドがNATO加盟申請へ」に対して、ロシアは公然と反論し、フィンランド国境にロシア軍を向かわせました。

フィンランドは今、戦々恐々の状況です。

こうした混迷の時代において、岸田総理には

私は、ハッキリと遠慮せずに
堂々と日本語で伝える!

という姿勢をもっと明確に打ち出して欲しい。

新地球紀行

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