前回は「日本の情報組織」の話でした。

国連で、ロシアの戦争犯罪の本格調査の動きが活発化しています。
その中も、ウクライナ攻撃が続いており、戦争犯罪のことを全く気に留めていないかのプーチン大統領。
NATO加盟を表明していたサナ・マリン フィンランド首相。
加盟への動きを強めています。

それに対して、ロシアは猛反発しています。
BBCニュース


ロシア、フィンランドのNATO加盟に「報復措置」と警告 欧米は全面支持 – BBCニュース
ロシア外務省は12日、隣国フィンランドの北大西洋条約機構(NATO)加盟に向けた動きについて、「報復措置」を取らざるを得なくなるだろうと述べた。フィンランドのサウリ・…
欧米が全面指示している中、ロシアが報復することは、難しいでしょう。
しかし、今は「何をするか分からない」状況のロシア。
ジョンソン英首相やショルツ独首相などのNATO主力軍を率いる各国は、非常に警戒していると考えられます。

広大な領土を有するロシアは、様々な国と国境を接しています。
カザフスタン共和国 | 6,846km |
中華人民共和国 | 3,645km |
モンゴル | 3,485km |
ウクライナ | 1,576km |
フィンランド | 1,340km |
フィンランドとロシアの陸上国境の長さは非常に長く、ウクライナにつぐ1,340kmもの長さがあります。
ロシア側からすると、「大いなる脅威」に感じるかもしれません。
それは、フィンランドにとっても同様に「大いなる脅威」です。
島国で「陸上国境」に実感が湧かない、私たち日本人。
歴史的に、欧州は「陸上国境が度々変化」してきました。
応酬に次ぐ応酬の様相を呈してきた中、国連と欧州がより強い協力体制をつくり、なんとか停戦に至って欲しい。
強力な同盟が、米国含め少ない日本。

AUKUSへの加盟は、英国から日本へ打診が来ていると思われます。
ここは「憲法9条がどうの・・・」ではなく、真剣に加盟を前向きに考えて欲しい。