前回は「NATO拡大」の話でした。
ロシアのNATOへの強い懸念:フィンランドとスウェーデンがNATO正式加盟へ

久しぶりに会見したプーチン大統領。
「目的達成まで、侵攻継続」と主張し、強行姿勢を全く崩しません。
ロシア軍が生物化学兵器を使用した可能性も既に指摘され、ウクライナの状況は日々悪化する一方です。

バイデン大統領は、ロシアの行為を「ジェノサイド(集団虐殺)」と明言しました。
ジョンソン英首相らのロシア包囲網は確実に・着実に大きな効果を挙げています。
ロシアも大国であり、ベラルーシなどの同盟国が支えている状況です。
と言っても、欧州・米国などの西側が一体となって経済封鎖すれば「ロシア経済が持ちこたえることは不可能」です。
その中、どのように交渉を続けてゆくか、を双方睨み合っている状況です。

フィンランド・スウェーデンがNATO正式加盟する方針が明らかとなりました。
対して、軍事的な関わりが米国はじめとするいくつかの国との「二国間協定」中心の日本。
NATOの拡大とAUKUS

NATOは猛烈な勢いで拡大を続け、米国もバックにいる中、世界の中心的軍事同盟となっています。
この中、「米英豪が日本にAUKUS加入打診か」の報道がされました。

これに対して日本政府は否定しています。
実態は不明ですが、水面下でなんらかの協議がされていて、

日本政府としては、
まだ公に出来ない・・・
こういうことでしょう
これは非常に良い方向で、ぜひ日本はAUKUSに加入すべきと考えます。
革新性は米国に大きく劣るものの、日本の技術はまだ世界有数であり、英豪よりは上です。
また、地政学的に米英豪に日本が加わると、太平洋を周囲からがっしり固めることになります。
その意義は、非常に大きいでしょう。
AUKUSと日本


日本が加入した場合、



JAUKUS?
こんな話もありますが、Jが最初に来るのは大変光栄です。
流石になさそうですが、「後から参加した日本を持ち上げる」ためにも、そうなるかもしれません。
また、英語の音を考えると、これしかなさそうです。
「慎重に検討」の意見もあるようですが、(軍事)同盟を「慎重に検討」するのは当然です。
そして、いつも日本は「慎重に」検討しすぎです。
ぜひ岸田首相にはリーダーシップ持って、早々にAUKUSへ参加を決断し、日本政府を引っ張って欲しいと思います。