前回は「日本のあるべき教育の姿 2」の話でした。
ものの考え方は価値観次第で、その多様性こそが「民主国家の基礎」であると思います。
人それぞれで、多様な考え方があってこそ、人間であると思います。
またそのような多様性を許容してこそ、健全な人間社会が成立するのです。

その上で、国家の未来は子供たちにかかっているのですから、「正しい教育」に関しては、議論すべきことです。
分かり合えない一線があるとしても、国家として子供たちを教育する大方針はあるべきでしょう。
その一つは、「自国の歴史を知ろう」であると個人的には思います。
日本では、昭和の日本や旧日本軍を少しでも肯定すると「右翼?」みたいなことになります。
なんとなくアンタッチャブルな領域となっていると思います。
近い過去を知らなかったり、肯定せずに健全な国民にはなり得ないように思います。
ロシアによるウクライナ侵攻が続いています。
BBCニュース


ロシア軍、東部主要市で攻勢強める 入隊年齢を50歳まで引き上げへ – BBCニュース
ウクライナを侵攻しているロシアは、東部の主要都市セヴェロドネツクの近郊まで軍を進めた。完全掌握に向け攻勢を強めている。一方、ロシア議会は、兵士の死傷が相次ぐ中、…
非常に辛い現実でありますが、現にウクライナの民間人・軍人の方が大勢亡くなっています。
そして、攻め込んでいるロシア軍の兵士も「大勢亡くなっている」と見られます。

そしてこのロシアと、たかだか120年ほど前の1904年〜1905年にサシで戦争したのが、我が国日本です。
新教育紀行|本質的教育と中学受験…


歴史の流れを知ろう 3〜日本陸軍の戦略〜|中学受験 | 新教育紀行|本質的教育と中学受験・中学高校の学び
中学受験前回は「歴史の流れを知ろう〜日露開戦へ〜」の話でした。 児玉 源太郎(国立国会図書館) 児玉源太郎は、考えます。 日本陸軍がロシア陸軍に勝つ可能性は、わずか…
当時は、日本陸海軍総出で、なんとか勝利に持ち込みました。
新教育紀行|本質的教育と中学受験…


歴史の流れを知ろう 5〜日本海海戦〜|中学受験の歴史 | 新教育紀行|本質的教育と中学受験・中学高校の学…
前回は「歴史の流れを知ろう 4〜バルチック艦隊の動き〜」の話でした。 今回は、日本海海戦です。 本国ロシアのバルト海から遠路はるばる日本にきたバルチック艦隊を、連合…
その後、第二次世界大戦では、旧ソ連と不可侵条約を結ぶも、末期に一方的に破棄され、日本は甚大な被害を受けます。
「正しい教育」の議論とともに、自国の歴史に関する考え方の議論も大いにするのが良いでしょう。
文科省や政府に議論して頂き、玉虫色ではなく、ハッキリした「一つの軸・方向性」を出して欲しいです。