前回は「少し憲法改正すること〜「一線を超え続けている」ロシア・「今こそ改憲!」を主張するだけの日本・まずは憲法を改正してみる・「憲法を改正すること」を日本国民が経験〜」の話でした。
プーチン大統領の「威嚇」

ロシアのウクライナへの攻撃が、続いています。
その中、ポーランドへの避難路を目的としたと思われる「ポーランド国境付近への空爆」しました。

これは、ポーランドにとっても脅威となり、プーチン大統領の「威嚇」も含むと思われます。
ロシアのによるウクライナ侵攻は、停戦交渉のこともありここ数日は停滞気味です。

一時の猛烈な進行から緩和されたとはいえ、ウクライナは北・東・南から包囲されるように攻撃を受け続けています。
ウクライナ国民の方々の苦しみは、想像を絶します。
ロシアを支持・支援する中国

ロシアを支持し続けている中国に対して、ついに米国が
Chinaは、Russiaを支援すると
大変なことになる!
と強く牽制しました。

これまで静かにロシアを攻めてきた米国。
中国に対して明確に敵対姿勢をとり、反ロシアの姿勢を強く打ち出しました。
これは、米国との関係が欧州で最も強いと思われる英国の影響が強いと考えられます。
ロシアに最も強硬姿勢を貫いているボリス・ジョンソン英首相。


絶対に
Russiaには妥協しない!



ついに中国にも、
矛先が向かってきたか・・・
と感じている習近平国家主席。
20世紀末期から、猛烈な経済成長を続けてきた中国。
猛烈すぎるが故に、国中に軋みが生じてきています。
一党支配体制でなんとか切り抜けている状況で、一部では不動産等のバブル崩壊の懸念も伝えられています。
ここで、欧州・米国の経済封鎖を受けては、過渡期にあるだけに猛烈なダメージを受けるのは明白です。
さらに、欧州に向けて「河原に小石を積み重ねるように」着々築いてきた「一帯一路」政策も一気にパーになりかねません。



これは困った
ことになった・・・



プーチン大統領の
言っていたことと違う。
と感じている習近平中国家主席。
中国は、難しい舵取りをとることになります。
ロシアとウクライナの停戦交渉は全く進みませんが、緩和方向に向かっていると思われ、原油先物は急落を続けています。
「ロシアと欧州・米国の間を取り持つ」可能性高い中国


強いリーダーシップを持ち続けている習近平国家主席。
ここで「ロシアと欧州・米国の間を取り持つ」ことも考えているでしょう。
それはまた、「ロシアの友邦である大国・中国だからこそ出来る」ことでもあります。
習近平国家主席が実際に、プーチン露大統領とボリス・ジョンソン英首相の間を取りなす可能性があります。
さらに、停戦交渉を進展させることが出来れば、中国の「大国としての面子」が重石をなします。
対して、我が日本は・・・・・というと、なかなか打つ手がありません。
ロシアにはやりたい放題やられてきた日本。
最近も北方領土に「特区指定」されて「ハッキリした」反論すらしていない日本政府と岸田首相。
今回のウクライナ侵攻に関して、日本政府に何かを期待している首脳はいないと考えられます。
その中でもなんとか「日本らしさ」や「日本だからできること」を模索して、失敗しても、取り組んで欲しい。