MENU

日本のインフレ 1|経済

前回は「日本の成長率」の話でした。

一時は落ち着いていた、円安が再燃しています。

対ドルで20年ぶりの円安となりました。

そして、新型コロナによる混乱に加え、ロシアのウクライナ侵攻もあり、世界中でインフレ傾向が続いています。

長年、デフレスパイラルに陥り、30年近く経済成長が停滞している日本。

政府主導で「インフレを!」と叫び続け、「異次元緩和」と言われる異常事態が、ずっと続きました。

異次元緩和してもなお、デフレ気味だった日本が、ついに世界情勢に引きずられるようにインフレ傾向になりました。

BBCの記事にもあるように、「悲願」とも言える、我が国におけるインフレ。

しかし、インフレは本来、物価と共に賃金・給与が上昇しなければなりません。

我が国の賃金水準を、他国と比較してみましょう。

米国は別格としても、英国・ドイツ・フランスなど、軒並み賃金が上昇しています。

国によって多少異なりますが、この30年で20〜50%ほど、賃金が上昇しています。

対して、我が国は、完全に横ばいです。

これは、非常な危機的状況であると考えます。

BBCの記事では、「日本のインフレが悪夢に転じうる」と表現されていますが、まさにその通りです。

急に賃金が上昇する状況には、全くないでしょう。

「新しい資本主義」を提言している岸田首相。

岸田文雄首相(Wikipedia)

沢山の項目があり、良く分からないのが実情です。

もっと現実的に、日本の国家としてのカラーを強く打ち出すような姿勢が欲しい。

長らく基礎科学・研究を放置し、日本のイノベーション力は著しく後退しています。

この「研究者の待遇問題」は、長年言われ続けてきました。

「新しい資本主義」の中には、「スタートアップ推進」で「経営者の個人補償を必要としない取り組み」と記載あります。

これは分かりやすいので、すぐに実行して欲しいです。

すぐに関係法令を改正し、官庁に指示を出して、銀行へ指令を出して欲しい。

孫子にもあります。

孫武(孫子)(Wikipedia)

故に兵は拙速を聞く、
未だ功の久しきを覩 (み) ざるなり

出来ることは直ぐに、多少の齟齬があっても、ガンガン推進して欲しいです。

目次
閉じる