前回は「外国の方に対しては「分かりやすい言葉」を届けよう 5」の話でした。
今回は、実際に目に見えるものが「届いてこそ」の話です。
仕事の際、郵便局のレターパックは、多くの方がお使いになっていると思います。
相手に直接手渡す赤色・ポスト投函の青色、いずれもコストパフォーマンスも良く、大変便利です。
僕も、よく使わせて頂いています。

でも、先日思わぬことが起こりました。
なんと、送ったレターパックが相手に「届けられず」手元に返送されて来たのでした。
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仕事をしていて、どうしても「画面ではなく印刷物で確認しなければ、仕事がしにくい」ことはよくあります。
弊社もテレワークを推進していますが、A3の図面をその社員に送る必要がありました。
A4の資料ならば各家庭で印刷できますが、A3の図面のプリンターがある家庭はなかなかありません。
テレワークをしているならば、その社員の自宅にA3対応のプリンターを会社が負担して送付するのも一案です。
A3対応のプリンターは比較的大型で、一般的家庭に置くには難しい面があります。
そこで、弊社では時々A3の図面をまとめて印刷して、社員の自宅にレターパックで送付しています。
多くは金曜日にまとめて印刷して夕方に発送し、遠方であっても土日の間に運ばれて、大抵日曜日までに到着。
月曜日からその資料をもとに仕事ができます。
しかし、とある月曜日に僕が会社のポストを開けると「あれ?レターパックがある。」と気づきます。
関連業者やクライアントから書類が送られて予定がなく、心当たりがありません。
頭を傾げながら、そのレターパックを見ると
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なんと、自分がその前の週の金曜日に送ったレターパックでした。

送ったレターパックは、A3のたくさんの図面を中央で折り曲げて入れたものでした。
「規定の3cmを超えている」ので返送されたのです。
「えっ・・・・・」僕はガッカリしてしまいました。
これでは、テレワークをしている社員の仕事が、全くはかどりません。
途方に暮れてしまいました・・・・・
「内容物欄」に「書類」と記載しているし、触れば「書類」と分かります。
書類ですし、ほんの少し厚くても運送には問題ないはずです。
杓子定規的に規則を運用するのではなく、郵便物なのですから柔軟性持って対応して欲しいと思います。