AUKUS〜米英豪・極超音速兵器・ジョンソン英首相〜|露ウクライナ侵攻

前回は「露軍増派」の話でした。

左上から時計回りに、Volodymyr Zelenskyウクライナ大統領、Joe Biden米大統領、Xi Jinping(習近平)中国家主席、Vladimir Putin露大統領(Wikipedia)

大変な被害を受けたキーウ近郊のブチャを訪れたゼレンスキー大統領。

「多数の民間人の遺体が路上にある」という21世紀のヨーロッパとは思えない光景。

その光景を前に、ゼレンスキー大統領は怒りをあらわにします。

一方で、

和平交渉は
続ける!

と、はっきりと明言しました。

ただ感情的になるのではなく、冷静に

国家元首として、
この状況をどう改善してゆくか・・・

を考えています。

第二次世界大戦末期、連合国からポツダム宣言を受けた鈴木貫太郎首相(当時)。

黙殺するのみ・・・

と発言して、外電に”Japan igonores ・・・”と掲載されたのとは大違いです。

連合国首脳に、

Japanは、
一体何を考えているのだ?

と思われました。

怒り心頭の中、ゼレンスキー大統領はプーチン大統領に

和平交渉を継続して、
停戦へ!

というメッセージを送っています。

Vladimir Putin露大統領(Wikipedia)

もはや本人にしか分からない、プーチン大統領の本心。

・・・・

プーチン大統領は、どう思っているのでしょうか。

ロシアへの制裁姿勢を強める米国・欧州ですが、米英豪で新たな動きがありました。

極超音速兵器巡り、米英豪で連携を強める姿勢を強く打ち出しました。

Scott Morrison豪首相(Wikipedia)

米英豪は「兄弟」とも言える強い結束を持ち、双方の歴史的関係は極めて深いです。

この提携を主導したのはジョンソン英首相と思われます。

Boris Johnson英首相(Wikipedia)

オーストラリアはかつて英国の植民地でしたが、Common Wealthにも加わっており、英国とは良好な関係を続けています。

特に最近は、AUKUSとして軍事・経済等幅広い連携を強める米英豪。

対して、日本はかつての植民地とは、極めて親日的な台湾を除き、それほど良好ではありません。

f:id:Yoshitaka77:20220406130425j:plain
Tsai Ing-wen台湾総統(Wikippedia)

中には、たびたび政治問題を掲げてくる国まであります。

米国とは形式的には「対等同盟」とはいえ、半ば従属同盟であることは明白です。

日本はもっと英国との結びつきを強化して、世界に向かってゆくべきと 考えます。

新地球紀行

この記事が気に入ったら
フォローしてね!

目次