前回は「欧州結束」の話でした。
「和平交渉」どころではなく、キーウ周辺のブチャなどでは、大変な状況が明らかになっています。
ロシア軍による「大量の無差別殺人の証拠」が見つかっています。
400人以上もの遺体が発見されるという、「痛ましい」という次元を超えた状況です。
先日の「交渉進展の兆し」はなんだったのか、と思うほどの悲惨な状況です。
米グラミー賞授賞式でも、「ウクライナへの支援」を訴えたゼレンスキー大統領。
和平交渉において、軍事作戦の大幅縮小を提示したロシアですが、逆に軍を増派している状況です。
リズ・トラス英外相は、
ロシアの戦争犯罪は、
極めて明白!
と、非常に強い姿勢です。
バイデン米大統領はプーチン大統領を
Putin大統領は、
戦争犯罪者!
とまで、呼んでいます。
なんと言われても、
構わない・・・
と、思っているプーチン露大統領。
後方支援に回っている米国は、さらに一歩踏み込んだ「退路追加制裁」を週内に発表します。
米国の言う「戦争犯罪者プーチン大統領とロシア」に対して、どこまで強硬な制裁に出るかが注目です。
ウクライナへの軍事支援も増強する見込みです。
結束した欧州で最も強硬姿勢の英国。
そして、強硬なジョンソン首相・トラス外相が率いる英国。
かつて大英帝国として、120年ほど前まで世界に君臨していたプライドがあります。
米国とタッグを組んで、次にロシアにどう出るか、に注目が集まっています。
Putin大統領とは、
もはや話し合いでは交渉は進まない・・・
と考える欧州・米国。
プーチン大統領が
また、Putin大統領が、
また一線を越えるのは避けなければ・・・
と考えながら、慎重かつ緻密に情報を集めながら、ロシアとの睨み合いが続きます。
この最中も、ウクライナでは次々と人が殺害されている状況です。
まずは一時停戦を願うばかりです。