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ロシアの譲歩姿勢|露ウクライナ侵攻

前回は「ウクライナの決意」の話でした。

ロシアとウクライナの間で和平交渉が続けられています。

強行姿勢を崩していなかったプーチン露大統領が「一定の譲歩」をしたと報じられました。

ロシア側が「キーウなどの軍事作戦を大幅縮小」です。

「大幅縮小」と言っても「軍事作戦中止」ではないところが「ロシアらしいところ」です。

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Vladimir Putin露大統領(Wikipedia)

ウクライナからすると「勝手に進行してきて、一時的に規模縮小」ですから、「一定の譲歩」とは言え、納得できないのが実情です。

対してゼレンスキー大統領は「ウクライナがNATO等加盟せず、中立化」を提示しています。

これは苦渋の決断でありますが、「やむを得ない」と判断した模様です。

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Volodymyr Zelenskyウクライナ大統領(Wikipedia)

当初のロシアの目論見とは大きく異なり、ウクライナ軍がロシア軍を大きく押し返しています。

このウクライナ軍のロシア側から見た時の「異常な強さ」には、その背景に米英をはじめとする軍事支援・諜報支援があり、さらには「特殊部隊が侵入している」という情報もあります。

最近、ロシア軍の将軍が次々殺害されていますが、米英の諜報機関がウクライナ軍にロシア軍の諜報を知らせていることと、特殊部隊の動きもあると思われます。

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Boris Johnson英首相(Wikipedia)

ゼレンスキー大統領は「前向きなシグナル」と早期の交渉妥結に意欲的です。

比較的穏健派のベルギー・オランダ・アイルランドも「ロシア外交官国外退去」とし、反ロシアを鮮明にしています。

英国は兼ねてから「完全な停戦・部隊退去」が「ロシア制裁停止の条件」としています。

そのため、ロシア軍の「大幅縮小」では「話にならない」のでしょう。

しかし、ロシア側としては「大幅縮小」は「大きな妥協」です。

ロシア側は欧州などの「経済制裁停止」を求めていると思われ、英国の主張との食い違いをどう調整するか、が問題です。

かつて、英国はヒトラー総統がヨーロッパ侵略を開始した時、「穏便に」という姿勢を打ち出して、ヒトラー率いるドイツがヨーロッパを席巻してしまった苦い思い出があります。

フランスもドイツに屈服させられ、英国も非常に危ないところまで追い詰められた非常に苦い経験があります。

リズ・トラス外相は「ロシアの中途半端な『軍事の大規模縮小』など当てにならず、戦争が続いている限りは、制裁を解かないべき」と考えていると思われます。

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Elozabeth Truss英外相(Wikipedia)

ロシア・ウクライナ相互の「本気の交渉」の進展が強く望まれますが、ロシア軍が一時撤退しない限りは、「一部妥結」に止まると考えられます。

かつて、ヨーロッパを席巻し、ヨーロッパ中から憎しみを受けたヒトラー率いるドイツと同盟・枢軸国をなしていた日本。

第二次世界大戦の歴史に「蓋をする」姿勢の日本。

欧州・米国はじめとする世界は、「日本が80年前に枢軸(悪党)側だった」歴史を知っていて、日本の動きも見ています。

「なんとなく西側」ではなく、ハッキリした姿勢を見せるべきと思います。

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