発展する日印関係〜ロシア軍武器のグレードアップ・米軍の強力な軍事支援・Common Wealthと英国〜|露ウクライナ侵攻

前回は「間に入るトルコ〜米中の交渉・不透明なロシアの条件・ロシアとトルコの歴史・強大なオスマン帝国〜」の話でした。

目次

ロシア軍武器のグレードアップ

左上から時計回りに、Volodymyr Zelenskyウクライナ大統領、Joe Biden米大統領、Xi Jinping(習近平)中国家主席、Vladimir Putin露大統領(Wikipedia)

ロシアによるウクライナ侵攻開始から、24日が経過しました。

ウクライナ各地で甚大な被害が発生しており、特にマリウポリでは「住居の8割が破壊された」という報道もあります。

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ロシアはウクライナ軍の兵舎を攻撃しました。

以前から「使用するのでは」と憶測が伝えられていた「極超音速ミサイル」で攻撃した模様です。

米軍の強力な軍事支援

アメリカは米軍を投入しないまでも、ウクライナへの武器を含む軍事支援を明白にしています。

そして、これからも続々と世界一の性能を持つ米軍兵器が、ウクライナへ持ち込まれる可能性が高いです。

Joe Biden米大統領(Wikipedia)

当初想定よりも大きく予定が変わってしまったプーチン露大統領。

Vladimir Putin露大統領(Wikipedia)

ここで一気に
Ukraineに敗北を認識させて・・・

我がRussiaの要求を
呑ませて停戦を!

と躍起になって攻撃を続けていると考えられます。

発展する日印関係:Common Wealthと英国

Narendra Modi印首相

従来からロシアに近い存在で、国連での「ロシア非難決議」を棄権したインドのモディ首相と会談した岸田首相。

Indiaとしては、
Russiaは大事だ・・・

だが、QUADを形成している
US,Austlaria,Japanも蔑ろにはできない・・・

との判断があります。

日印で「戦闘即時停止」を要求し、これは外交の一定の成果です。

「日本による5兆円以上のインド投資+3000億円以上の円借款」付ではあります。

日本単独でロシアを非難したところで、無意味ですから、インドとの協力は大事です。

岸田文雄 総理大臣(Wikipedia)

人口ではすでに中国を上回ったと考えられるインドは、かつての大英帝国の一部でした。

1921年の大英帝国の版図(Wikipedia)

かつて「大日本帝国」としてアジア・太平洋地域に広大な領土を持った文字通り「大国」であった日本。

台湾などを除き、旧植民地との折り合いがあまり良くない状況です。

一方で英国は世界一であったこともあり、旧植民地との関係はなかなか良いです。

Common Wealthとして強い連帯を持ち、インドもメンバーです。

Boris Johnson英首相(Wikipedia)

日本は今後英国との関係を強めてゆくべきと考えております。

英国・Common Wealth諸国との連帯を強め、国際政治・国際情勢における日本の立場を強化してゆくべきと考えます。

新地球紀行

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