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間に入るトルコ|露ウクライナ侵攻

前回は「ウクライナの決断」の話でした。

停戦へ向けてウクライナが「NATO加盟断念」した話でした。

「ロシア侵攻の最大の理由」とも考えられますが、ゼレンスキーウクライナ大統領としては、苦渋の決断でした。

Volodymyr Zelenskyウクライナ大統領(Wikipedia)

爆撃受けたマリウポリ劇場では「なお瓦礫下に数百人」という大惨事が続いています。

世界中が「どのような停戦条件をプーチン大統領が出していて、どのように解決できるか」を考えています。

欧州vsロシアの構図がハッキリしている中、それぞれの背景にいる米・中。

米中首脳は交渉を続け、台湾のことも含め牽制を続けています。

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Joe Biden米大統領(Wikipedia)

具体的にプーチン大統領が「何を条件にしているか」が、非常に不透明です。

ロシアとしては「戦争を開始した」という、世界中に対して「取り返しのつかない事態」を引き起こしてしまいました。

ロシアにとっては「現実的なロシアのメリット」と「プーチン露大統領・ロシアのメンツ保持」が大事と思われます。

Vladimir Putin露大統領(Wikipedia)

兼ねてから間に入って折衝を続けてきたトルコの交渉が、実を結びつつあります。

Recep Erdoğanトルコ大統領(Wikipedia)

トルコは地理的にも地政学的にも、ロシアとは非常に歴史的関係の深い国です。

かつてはオスマン帝国(Ottoman Empire)として、欧州・アフリカで広大な版図を持ち、猛烈なパワーを持っていた国であったトルコ。

17世紀には最大の領土を持つに至り、地中海を中心とする非常に広範囲な国家を築きました。

オスマン帝国(17世紀、Wikipedia)

欧州、ロシアでは一目も二目も置かれているトルコの具体的な仲介。

エルドアン大統領に「具体的要求」を伝えたプーチン大統領。

歴史的に超大国であったトルコは、現地に広範囲な関係を築いており、諜報力も強いと考えられます。

ロシアの要求は過大ですが、エルドアン大統領は着実に進めてゆく姿勢を明らかにしており、交渉進展が待たれます。

かつてオスマン帝国であった、トルコの「国家の力」に期待したいと考えます。

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