前回は「「ロシアと欧州・米国の間を取り持つ」可能性高い中国」の話でした。
欧州とロシアの間の板挟みの中国

中国に対して、米国が公式に警告を発していたものの、中国はロシアへの武器を含む支援を実施する方向です。
欧州とロシアの間の板挟みにあった中国。
習近平国家主席は、

欧州よりも、
やはり苦境にあり友邦のRussia!
とロシアを選びました。
その中、停戦協議は中断し、ウクライナ・ウクライナ国民の被害は増すばかりです。


米FOXニュースのカメラマンが、乗車中に銃撃されて死亡する事態も起きています。
ロシア国内の言論統制強化


当初の想定が大きく崩れたプーチン露大統領は、ロシア国内の言論統制を強めています。
「プーチン露大統領支持率が上昇」の報道もありますが、何がどこまで真実なのかは全く不明な状況が続きます。


ロシア国営テレビの生放送中、テレビ局関係者の女性が反戦プラカードを掲げました。


言論封鎖されているロシアでは、これは犯罪に当たります。
そして、ロシアの裁判所は、この女性に3万ルーブルの罰金刑を課すことを決定しています。
非常に早い決定で、「罰することで、このような事態がこれ以上生じるのを防ぐ」ロシアの意思が強く表れています。
ロシア国内でも、反戦ムードが確実に増加していることが分かります。
苦境に陥り、混乱するロシア国内を維持するために、プーチン露大統領がさらに強く出てくる可能性が高くなっています。
世界情勢から置いてかれる日本


ロシアはテレビなどのメディアで、「ウクライナが米国の支援を受けて生物兵器を開発」などの情報を流しています。
そして、国民をロシア政府の意向に沿わせようとしています。


予想されていたとはいえ、中国が明確にロシア側についた今、各国の構図が鮮明になりました。
「欧州・米国vsロシア・中国」という構図が。
非常に難しい状況ですが、逆にこの構図が明確になった今、双方が
これ以上拡大したら、
本当にWW3になってしまう・・・
ことを意識するに至りました。
水面下での協議がどうなっているかは不明です。
英独仏首脳のリーダーシップに期待して、停戦へ向かうことを願うしかないと考えます。
日本は・・・・・というと夏の参院選の話などばかりで、欧州・米国に追従する話しかニュースになりません。



今こそ
改憲!
「北方領土」でロシアとの関係が、「ある程度ある」日本。
20世紀初頭にロシアと日露戦争を戦い、辛勝した日本。
第二次世界大戦では末期に不可侵条約を一方的に破棄されます。
そして、ソ連軍に満州に一方的に攻め込まれ、多数の日本人が殺害・強制連行され、一方的に領土を取られた日本。
ここでなんらかの明白な動きをしなければ、世界中から
何をしても、
Japanは黙っている・・・
と思われてしまうと考えます。