前回は「日本の針路〜強大な国を目指すロシア・前代未聞の「原発攻撃」・プーチン大統領のメッセージに反論しない日本〜」の話でした。
戦略的転換点

苦戦していると伝えられるロシア軍ですが、首都キーウのすぐ近くまで大軍が進んでおり、包囲しようとしています。


ゼレンスキー・ウクライナ大統領は徹底抗戦を続けており、

戦略的転換点を
迎えた!
と国民を鼓舞しています。
封鎖強める欧州:追加制裁
ロシアに強力な経済封鎖をかければ「返り血を浴びる」欧州ですが、更なる制裁に踏み切りました。
高級品はまだしも、鉄鋼製品まで輸出を禁止したのです。
これは強気のボリス・ジョンソン英首相の意向が強く働いていると思われます。


さらにここにきて、これまで比較的ロシア寄りであったドイツまでも方針を転換しました。
ドイツ銀行が方針転換し、「完全撤退拒否からロシア事業縮小へ」と決定しました。


ロシアから距離を取る「親ロシア」であったドイツ


第二次世界大戦では、ヒトラー率いるドイツ軍、スターリン率いるソ連軍とで熾烈な戦闘を繰り広げました。
その後はソ連による東ドイツ運営もあり、EU内でロシア色が強かったドイツ。
そのドイツまでもが、ロシアと距離を取り始めました。
強気姿勢のプーチン露大統領も、ロシアが完全包囲の体制になってきており、唇を噛み締めている状況でしょう。



・・・・・
ここ最近言われているのは、
ロシアが
生物兵器を使用するのでは・・・
という大きな懸念です。
今までの状況から「やりかねない」でしょう。
欧州・米国はなんとか水面下の交渉を続け「ここで手を緩めず、一気にロシアを倒す」姿勢を堅持しています。
中国ほどではなくても、比較的親しい関係のドイツまでもが距離を取り始めた状況となったロシア。
ロシアが、
どのように動くか?
は判断が難しい状況です。
プーチン大統領と交渉続けているマクロン仏大統領。





Europeは、
変わらねばならない!
と強いメッセージを発信しています。
ロシアが「さらに思い切ったことをやらぬよう」なんとか止める様にして欲しい。
ウクライナ国民の皆様の状況を考えると、これ以上広がらないように願いたいです。
非常に困難な時期ですが、英独仏の大統領・首相を見ていると実に頼もしい。
日本政府は北方領土のロシアの「特区指定」に対しては、もっと思い切った発信をして欲しい。