ロシアと欧州 5|露ウクライナ侵攻

前回は「ロシアと欧州 4」の話でした。

Volodymyr Zelenskyウクライナ大統領(Wikipedia)

ロシアが、「住民投票+併合」の計画 を具体的に進めています。

その中、ゼレンスキー大統領は怒りを露わに反論をしています。

ロシアに対して、非常に強い警告を出しました。

Ursula Gertrud von der Leyen欧州委員会委員長(Wikipedia)

欧州では、ノルドストリームのバルト海での、ガス漏れ爆発事故が深刻な影響を与えています。

「ガス漏れ」の原因は、明らかになっていません。

REUTERS

「稀な爆発」が続けて3回起きるのは、「確率的に非常に小さい」とされています。

補修には3ヶ月程度かかるとされ、その間機能を停止します。

現在、停止している「ロシアから欧州へのエネルギー供給」は、当面絶望的となります。

欧州各国は軍を増派し、石油・ガス施設の守りを固めます。

債権市場で、混乱が広がっています。

特に、欧州各国の経済状況の悪化により、「最も安全な資産」と言われる債権が揺れています。

一度戻した米株は、大きく下落しました。

ウクライナ侵攻の先行きが見えない中、欧州経済の先行きは、かなり悪い状況です。

岸田文雄首相(Wikipedia)

エネルギー問題に関しては、資源がほとんどない日本もまた、極めて大事なことです。

科学技術立国・日本は、長年の科学者・技術者軽視により、その地位が非常に落ちています。

経済・財政には、欧州よりも余裕がある日本。

ここで、科学技術重視の経済政策を、明確に打ち出して欲しいです。

大企業で減収・減益が続く中、株式市場の先行きは非常に難しい状況です。

米国株に対して市場は、しばらく様子見を続けると考えます。

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