前回は「ロシアの底力」の話でした。
ロシアの底力〜ロシア産エネルギー・原油価格高騰〜|露ウクライナ侵攻
経済力を増強するロシア
ウクライナ侵攻の増強を続けるロシア。
侵攻開始後の、最大規模の捕虜の交換が実施されました。
ウクライナとロシア、最大規模の捕虜交換 プーチン氏はNATO拡大をけん制 – BBCニュース
ロシアがウクライナ侵攻を続けるなか、双方は29日、これまでで最大規模の捕虜交換を実施した。ウクライナ当局が明らかにした。互いに、捕らえていた兵士ら約150人を相手国…
元々は、同じソ連であったロシアとウクライナ。
侵攻開始後3ヶ月が経過し、ウクライナは非常に沢山の方が亡くなり、ロシアもまた多数の死傷者を出しています。
NATOが急拡大する方向になりましたが、中でも英国がウクライナへの関与を非常に強めています。
ウクライナ兵、イギリスで軍事訓練 3週間で武器の使い方など学ぶ – BBCニュース
ロシアの侵攻を受けているウクライナを支援するため、イギリスはウクライナに武器を送るとともに、ウクライナ兵をイギリスに呼び、武器の使い方などの訓練を行っている。
英国は、ウクライナに武器を送るだけではなく、「英国で3週間の軍事訓練」を提供します。
さらに、支援額の増強を発表しました。
イギリス、ウクライナに1600億円超の追加軍事支援へ – BBCニュース
イギリスは29日、ウクライナに10億ポンド(約1660億円)の追加軍事支援を行うと発表した。これによりイギリスのウクライナへの軍事支援は総額23億ポンド(約3800億円)とな…
さらに、10億ポンド(1660億円)追加支援を表明しました。
これは、米国に次いで二番目の規模です。
ウクライナ侵攻直後から、自由主義圏の首脳は対ロシアの姿勢を鮮明にしてきました。
中でも、急先鋒であり、非常な強行姿勢を貫く英国とジョンソン首相。
英国の信念 2〜世界一頼りになる国・安全保障〜|露ウクライナ侵攻
英国の強い信念と明確な国家戦略
一時回復傾向にあった株価は、下落方向に向かっており、英国の経済状況の見通しは、あまり良くない状況。
その中、「とにかくレイズ」を続け、
UK,Europeは、
Russiaに必ず勝つ!
という信念を見せるジョンソン首相。
この強さと頑強な信念は、チャーチル首相を思い起こします。
第二次世界大戦の際に、ドイツに瀬戸際まで追い詰められても
Victory!
と叫び続けた、チャーチル首相。
そして、最後には勝利したチャーチル首相。
今回は、英国が直接攻撃を受けている状況ではないので、全く状況は異なります。
非常に困難な状況にあっても、方向性を明確にして、「強くあり続ける」姿勢を打ち出すジョンソン首相。
「強い英国」は、一時的な困難により、苦難の道を歩むかもしれませんが、長期的にさらに強くなると考えます。