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日本の立ち位置 1|世界における日本

前回は「岸田カラーの未来」の話でした。

米国・消費者物価指数CPIが、予想より上昇し、株価が低迷しています。

欧州のロシアからのガス供給が、不透明な中、世界中が不安定な状況です。

日本も状況は良くないですが、欧州よりは安定感があるようにも見えます。

しかし、日本の「世界における立ち位置」は、決して楽観視できる状況にありません。

先日、World Economic Forumから”Global Gender Gap Report”が発表されました。

「女性の社会進出」の指数としても知られ、日本は近年ずっと非常に低い状態です。

今年は・・・というと、日本は「世界で120位」でした。

Global Gender Gap Report 2021(World Economic Forum)

発表されている国々は156なので、「尋常ならざる低レベル国家」となります。

日本に順位が近い国々は、下記です。

116位 スリランカ

117位 ガーナ

118位 ギアナ

119位 アンゴラ

これらの国々は、それぞれ素晴らしい特色がありますが、日本と環境が似ている国では、ありません。

先進国やG7などでは、

米国 27位、英国 22位、ドイツ 10位、フランス 15位、イタリア 63位、カナダ 25位です。

さらに衝撃的なのは、中国が102位、韓国99位で、日本より大分上です。

“Gender Gap”なので、人権に関する考慮はないのかもしれません。

しかし、世界的機関が「人権に問題あり」と名指しで指摘している中国よりも、だいぶ下なのです。

Global Gender Gap Report 2021(World Economic Forum)

レポートは、下記サイトでご覧ください。

特に、経済活動・政治活動で著しく低い得点で、政治に至っては147位で、事実上最下位です。

大きく分けて、4つの指標がありますが、2006年より、全てにおいて大きく後退しています。

「初等教育」等の指標は良いのですが、比較的良い得点の経済活動・労働市場における、女性参画の順位は68位です。

北欧諸国は少し特殊としても、G7で最も高いのがドイツ10位、最も低いのがイタリア63位です。

そして、日本の「120位/156カ国」という、日本の立ち位置。

世界から見たら、日本は「後進国以下」とも言えます。

非常に苦しい、日本の立ち位置。

この原因は、長年の日本における「男子中心主義(家長主義)」などの慣習が大きいのでしょう。

旧帝大などの大学においても、女子率は非常に低い状況です。

東大では、女子率が20%を下回っています。

対して、ハーバード大学・オックスフォード大学などは、男女比がおよそ1:1です。

これは、欧米の視点から見れば「当然」であり、日本の女子率の低さが「異常」なのでしょう。

何もかもが下向きな日本。

非常に苦しい状況にあり、20年後が非常に危ぶまれます。

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