MENU

参院選と日本のカラー|日本の方向性

前回は「日本の危機 1」の話でした。

来週実施の参院選で、頭がいっぱいの日本政府。

最近は、欧州などで現政権に対して厳しい結果が続く中、日本政府の幹部が、その余波を気にしているのでしょう。

フランスでは、大統領選挙を勝ち抜いたばかりのマクロン大統領。

Emmanuel Macron仏大統領(Wikipedia)

大統領選挙直後の総選挙で、与党連合が大敗しました。

英国では、与党・保守党が強い選挙区での補欠選挙で、続けて惨敗しました。

世界中でインフレが続く中、特に欧州ではエネルギー問題が非常に大きな問題です。

プーチン大統領が、今年の冬に「欧州への天然ガス供給を止める可能性」が指摘されています。

Vladimir Putin露大統領(Wikipedia)

資源が、ほとんどないものの、エネルギー等に関してそこまで逼迫していない日本。

特に日本の政権与党は、「クリーンエネルギー」と「防衛力強化」を公約に掲げています。

岸田文雄首相(Wikipedia)

ただ、先進国で最悪の状況とも言える、日本の財源を巡っては、その具体性は乏しい状況です。

「防衛力強化」と言っても、領海・領空にロシア・中国軍機・軍船が徘徊していても、「遺憾」しか言わない日本。

国家のカラー・方向性が、見えません。

これは、政権与党だけではなく、野党も同じで、なんとなく主張している方向性が「大体同じ」に感じてしまいます。

NATO急拡大の中、日本が「QUADで、どのような役割を果たすか」や「AUKUSとの関係」も聞こえてこない。

30年以上前から、「日本のインテリジェンスをどうするか?」も「憲法改正」も相変わらず、玉虫色な感じです。

時々、選挙演説を聞いていると「Aさんがいないと、日本の安全保障の適切な議論ができない!」と応援演説があります。

そして、Aさんは、現在国会議員ではない方。

この応援演説は、日本語的な「建前とニュアンス」があります。

そして、「それほどAさんは必要!だから当選させてあげて下さい」という意味です。

しかし、この論法では「(Aさん不在で)日本では現在、安全保障の適切な議論が出来ていない」ことになります。

これは、大変恐ろしい状況です。

あくまで、応援演説なので、ここまで真面目に考える必要はないかも知れません。

政権与党は、「ちょっとした(防衛など)方針があれば、玉虫色の方が選挙に有利」と判断しているように感じます。

しかし、しっかりしたヴィジョンを示してくれた方が、しっかり考えている方が、その候補者・党に投票すると思います。

選挙まで一週間切りましたが、政権与党には、もっとハッキリしたヴィジョンを示して欲しいと思います。

目次
閉じる