アジアの未来 1〜AUKUS発足一年・上海協力機構・「見えない」日本のスタンス〜|アジアと世界

前回は「AUKUSと日本」の話でした。

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AUKUS発足一年

Scott Morrison豪首相(Wikipedia)

米英豪の安全保障の枠組である「AUKUS」が発足一年となりました。

「日本もAUKUSへ参加か」と言う話もありましたが、最近はその動きはありません。

Vladimir Putin露大統領(Wikipedia)

ウクライナではロシアによる「住民投票」が実施され、「占領地域のロシア編入」へ向けた動きが出ています。

米国や欧州は「認めない」と明確なスタンスですが、ロシアは強行突破を図っています。

上海協力機構:SCOと世界

Xi Jinping国家主席(Wikipedia)

ロシアと協調関係を保ち続け、上海協力機構(SCO)でもタッグを組む中国。

SCO加盟国(緑:加盟国、黄緑:オブザーバー国、黄:大和パートナー(Wikipedia)

中国は改めて、「台湾との平和的統一」を主張しました。

ウクライナではロシアの苦戦が確実視される中、世界経済の分断が進んでいます。

Joe Biden米大統領(Wikipedia)

備蓄石油を大量に放出し続ける米国。

あまりに多くの石油を放出したため、備蓄量が急減しており、危機対策に不安な状況が続きます。

ウクライナ侵攻は、アジアの勢力図に非常に大きな影響を与えています。

「見えない」日本のスタンス

岸田文雄首相(Wikipedia)

安倍元首相の国葬を、明日に控えた日本。

アジアにおける「日本独自のスタンス」が見えてこない中、存在感が薄れてしまう危機にあります。

「米国頼み」だけではなく、AUKUSなどとの「独自の積極的な関わり」が望まれます。

経済力はまだ高い日本の積極的な姿勢は、経済危機の可能性が続く中、歓迎する国も多いでしょう。

米国株安に続き、日経平均も大きく下げる傾向が続きそうです。

世界的混乱が続く中、日経平均は一時的に25,000円近くまで下がりそうです。

新地球紀行

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