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ロシアとアジア 2|露ウクライナ侵攻

前回は「ロシアとアジア 1」の話でした。

Vladimir Putin露大統領(Wikipedia)

ウクライナで想定外の反撃を受けて、後退しているロシア。

プーチン大統領は、強気の姿勢を崩しませんが、ロシアの軍事的状況は厳しいです。

ウクライナ東部では、大きな領土をウクライナ軍が奪還しました。

現在、ロシアが「ウクライナの20%ほどの土地を押さえている」と見られています。

Narendra Modi印首相

プーチン大統領と直接会談したモディ首相は、「今は戦争の時ではない」とハッキリ伝えました。

「インドと中国はロシア側」と考えているプーチン大統領にとっては、「意外な反応」です。

1996年に、その前身の「上海ファイブ」が設立された、現在の「上海協力機構(SCO)」。

SCO加盟国(緑:加盟国、黄緑:オブザーバー国、黄:大和パートナー(Wikipedia)

着実に加盟国、オブザーバー国を加えて行き、「アジア同盟」の様相を呈してきています。

西側との付き合いもあり、かつては英国領だったインド。

強い経済力を持ち、「ロシアとも西側とも対話できる」インドの存在感が、ますます強まってゆきそうです。

岸田文雄首相(Wikipedia)

かつては「アジアの盟主」を目指し、「大東亜共栄圏」構築を目指した日本。

日本の立ち位置は「場所はアジアにあるが、思想は西側」で、主体性が高いとは言えない状況です。

1941年ヨーロッパ・アジア支配圏(歴史人2021年8月号 ABCアーク)

ワルシャワ条約機構がソ連解体と共に消滅し、現在は上海協力機構を「同盟国」と頼るロシア。

昭和末期のバブル経済までは、「アジアの盟主を目指し続けていた」とも言える日本。

中国・韓国などとの関係を中心に、「アジアの国」としてロシアとも主体的関係を築くことが求められます。

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