前回は「ロシアの脅威」の話でした。

ブリンケン米国務長官がキーウ訪問し、ゼレンスキー大統領と会談しました。

キリスト教東方正教会の復活祭の日。
これは、神道や仏教が一般的とはいえ、あまり宗教とは馴染みのない日本人には実感できないです。
キリスト教の方々の多いヨーロッパでは「非常に特別な日」です。

「非常に特別な日」ですが

関係ない!
姿勢の、プーチン大統領。
復活祭の日も、ウクライナを猛攻撃続けました。
猛攻撃続き、連日爆撃を受けているマリウポリでは、大勢の方々が亡くなり続けている状況です。
フランスでは、前評判通り、マクロン大統領が再選しました。


EU結束・NATO強化を主張しています。
ロシアとウクライナの仲介を、積極的に働きかけていたマクロン大統領。


大統領選も無事終わり、マクロン大統領には「停戦合意」推進を大いに期待したいです。
プーチン大統領からすると



NATO
強化だと?



何言ってんだ!
という気持ちでしょう。
欧米とロシアが双方叩き合う中、ウクライナでは多数の方が亡くなり続け、どうにもならない状況が続いています。
その中、米国が「ロシアへの更なる制裁」を示唆しました。
制裁強化するも、
Putin大統領の怒りを
買いすぎない様に・・・
という姿勢の米国。
欧米中心とする経済制裁の中、ロシアは確実に弱体化しているはずです。
一方で、そのそぶりも見せない「強気姿勢」を保持するプーチン大統領。
20世紀初頭の日露戦争の際、日本が陸では辛くもロシアに勝利、海では日本が大勝利しました。
一方で、ロシアには「まだまだ増派できる軍隊がいる」状況でした。
日本の明石大佐などの工作が功を奏したこともあり、ロシア国内はガタガタの状況。
実際はロシアは、かなり苦しかったのです。


「強気姿勢は絶対に崩さない」ロシアに対し、日本が米ルーズベルト大統領に仲介を依頼します。





この辺りで、
RussiaとJapanは戦争をやめては?



米国が出てきたなら、
話を聞こう。



だが、我らは、
まだまだ戦えるんだぞ!
というロシア
日露交渉が始まり、米国の力と大英帝国が日本側についていたこともあり、なんとか終戦合意が妥結しました。
歴史的に、ロシアという国が「弱きになることはない」のでしょう。
そして、強気姿勢が鮮明な英国。


そういう「弱きになる発想自体が存在しない」国とも言えるロシア。
当時のルーズベルト大統領は「どちら側でもなく」仲介しました。
「欧米側でもなく、ロシア側でもない」大国が、不在の今の世の中。
非常に難しい状況です。
双方「打つ手が少なくなってきた」中、戦場での激しい攻撃が続くのは、実に痛ましいことです。