前回は「彷徨うロシア」の話でした。
彷徨うロシア〜米国防総省とロシア国防省〜|露ウクライナ侵攻
国内・政府内で反発が広がるロシア
ウクライナ侵攻30日目となりました。
ウクライナがロシア軍を「撃退」とも言える善戦を続けているものの、民間人の死者が増え続けている状況です。
ミサイル攻撃されたマリウポリの劇場、死者は推定300人=市当局 ウクライナ侵攻30日目 – BBCニュース
ロシア軍による包囲攻撃が続くウクライナ南東部の港湾都市マリウポリで、16日にミサイル攻撃を受けた劇場の死者は推定300人に上ると、市当局者が25日、明らかにした。ロシ…
ロシア・ウクライナ間で、停戦交渉が続けられています。
プーチン大統領の「要求が高すぎて、ウクライナが呑める内容ではない」と見られています。
和平交渉のロシア側代表が「足踏み状態」であることを明言しました。
ウクライナ和平交渉、重要問題で「足踏み状態」=ロシア代表
ロシアとウクライナの和平交渉でロシア側を代表するメジンスキー大統領補佐官は25日、二次的な問題については双方に歩み寄りが見られる一方、重要な問題での進展は限られ…
「クリミア半島のロシア領有」等、ゼレンスキー大統領が「絶対に容認しない」と主張していること。
それらの対立から、全く相互進展ないと考えられます。
バイデン米大統領はポーランドを訪問し、米軍を激励しました。
米軍は戦闘には参加していないものの、重要な機密情報等をウクライナに渡し、後方支援以上の支援を行なっています。
その中、ドルが「利上げへ期待」もあり、どんどん上昇しています。
NY外為市場=ドル上昇、インフレ懸念で利上げ期待高まる
終盤のニューヨーク外為市場ではドル指数が3日続伸した。原油価格が上昇に転じたことで米連邦準備理事会(FRB)がインフレ抑制に向け一段と積極化するとの見方が強まっ…
対して円は「一人負け」とも言える状況です。
わずか2週間ほどで、1ドル=114円から122円へと「急激な円安」となりました。
たった2週間で、自国通貨が7%ほど「価値が下がった」ことになります。
「実行レートは1970年と同等」とまで言われるほど、円が弱くなりました。
バラマキを続けて、ひたすら円を刷り続けている日本。
そして、一向に上がらない金利。
価値が下がるのは、「当然の帰結」ではあります。
ところが、流石に一気に50年前まで「事実上戻った」のでは、静観する状況ではとてもありません。
拒否することの大事さ 1〜トップの矜持・日本の原爆投下都市の決定・米大統領が持つ拒否権の強さ・極め…
原爆投下における米国内部の状況
「バラマキ」ではなく、具体的な日本の方向性をしっかり・ハッキリ世界に提示する必要があると思います。