前回は「彷徨う世界 2」の話でした。

欧州各地で、異常な猛暑が続いています。
ついに、英国では7月18,19日に「40度に達する可能性」が指摘されています。
BBCニュース


イギリスで猛暑警戒、非常事態を宣言 週明けに40度の恐れ – BBCニュース
イギリス政府は15日、高温予想のため非常事態を宣言した。イギリス気象庁の予報で、18日と19日にロンドンやマンチェスターなどで、40度に達する恐れがあるため。
アフリカで発生した熱波は、欧州各地に広がっています。
そして、スペイン・ポルトガルなどで山火事を引き起こしています。
ロンドンを含むエリアが「40度に達する可能性」となっていますが、北部の都市ヨークも含みます。
ヨークは、日本列島の最北端の稚内よりも、さらに北に位置する都市です。
「稚内の北で40度に達する」事態は、非常に深刻です。
猛暑に慣れている日本でも「35度は辛い」状況です。
暑さは比較的落ち着いている日本では、局地的な大雨で各地で被害が広がっています。
そして、減少傾向にあった、コロナ感染者数は世界で増加傾向となりました。
BBCニュース


新型コロナウイルス、脳への影響が明らかに=英研究 – BBCニュース
新型コロナウイルスに感染すると脳に変化が起こる可能性があることが、イギリスなどの研究で明らかになった。軽症の場合でも、脳全体が大きさはわずかに縮小し、嗅覚と記憶…
今年で3年目のコロナウイルス。
「そろそろ落ち着く頃」と考えられてきましたが、まだ広がりを続けています。
中国では「ゼロコロナ」政策を推進するも、先が見えない状況です。
JP

アングル:終わらぬ中国「ゼロコロナ」政策、経済への影響長期化
中国は新型コロナウイルスを巡り、厳格に感染を抑止する「ダイナミックゼロ」政策を小幅に修正しているものの脱却する兆しは見えず、ワクチン接種でも遅れを取っている。こ…
欧州を中心に混乱する世界。

致命的な気候変動とウイルスに対しては、強いリーダーシップと、国際協調が求められます。