世界の危機 5〜欧州の猛暑・英国で40度・日本の異常気象と新型コロナウイルスの影響・大混乱の欧州と世界〜|異常気象

前回は「世界の危機 4〜続く欧州の熱波と異常気象・不安定化する欧州・ドラギ首相の辞任と英国党首選・成長し続ける米国〜」の話でした。

目次

欧州の猛暑:英国で40度

欧州各地で、異常な猛暑が続いています。

ついに、英国では7月18,19日に「40度に達する可能性」が指摘されています。

アフリカで発生した熱波は、欧州各地に広がっています。

そして、スペイン・ポルトガルなどで山火事を引き起こしています。

ロンドンを含むエリアが「40度に達する可能性」となっていますが、北部の都市ヨークも含みます。

ヨークは、日本列島の最北端の稚内よりも、さらに北に位置する都市です。

「稚内の北で40度に達する」事態は、非常に深刻です。

猛暑に慣れている日本でも、「35度は辛い」状況です。

日本の異常気象と新型コロナウイルスの影響

暑さは比較的落ち着いている日本では、局地的な大雨で各地で被害が広がっています。

そして、減少傾向にあった、コロナ感染者数は世界で増加傾向となりました。

今年で3年目のコロナウイルス。

「そろそろ落ち着く頃」と考えられてきましたが、まだ広がりを続けています。

中国では「ゼロコロナ」政策を推進するも、先が見えない状況です。

大混乱の欧州と世界

左上から時計回りに、Sanna Marinフィンランド首相、Recep Erdoğanトルコ大統領、Olaf Scholz独首相、Emmanuel Macron仏大統領、(Wikipedia)

欧州を中心に混乱する世界。

致命的な気候変動とウイルスに対しては、強いリーダーシップと、国際協調が求められます。

とにかく積極的な外交を繰り広げることが、昔から得意な欧州首脳たち。

19世紀までは「世界の中心」だった欧州。

今は、その座を米国に譲り、100年以上が経過しました。

ところが、「世界の中心」であり続けた歴史が綿々と紡がれた欧州。

欧州首脳による、これまで以上の積極的リーダーシップと外交に期待したい。

新地球紀行

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