2023年の世界景気後退予測〜FRBの空前の利上げペース・戦争に強く関与続ける米国〜|揺れる世界秩序2・露ウクライナ侵攻

前回は「大きく揺れる世界市場〜ロシアによるウクライナ「四州の併合」・下落続ける米国株・ウクライナNATO正式加盟の高いハードル〜」の話でした。

目次

2023年の世界景気後退予測

Scholz独首相(Wikipedia)

2023年に世界で景気後退になるという予想が強まっています。

その中、欧州最大の経済力を持つドイツで、景気後退を示唆する指標となりました。

左上から時計回りに、Volodymyr Zelenskyウクライナ大統領、Joe Biden米大統領、Xi Jinping(習近平)中国家主席、Vladimir Putin露大統領(Wikipedia)

クリミア大橋で大爆発が起きたロシア。

ウクライナは実行を仄めかしており、ウクライナによる反撃の一つと考えられます。

ウクライナ戦争開始以来、この橋が「狙われていること」は分かっていたロシア。

しかし、非常に厳しい警備の中、実際に爆発されるとは考えられない事態です。

戦争に強く関与続ける米国

Joe Biden米大統領(Wikipedia)

武器・弾薬を供与する米国ですが、軍事的な諜報も提供していると見られます。

米国の代理戦争となってきたウクライナ戦争。

米国・欧州・中国などが陽に陰にウクライナ・ロシアを支援し続けています。

岸田文雄 総理大臣(Wikipedia)

その中、日本の立場は全く見えない状況が続きます。

別にJapanには
特に期待しているわけでないからな・・・

が諸外国の本音かもしれません。

FRBの空前の利上げペース

Jerome Powell FRB議長(Wikipedia)

かつてない速さで利上げを推進するFRB。

政策ルールとなる「経済理論」を無視した「強い姿勢」を貫きます。

一時的に、実態以上に上がった株価を牽引していた米ハイテク企業。

異常なドル高の中、輸出が過半数を占めるため、利益が下がっています。

先週末に大幅に下落した米国株。

ウクライナ戦争の「双方の応酬」が続く中、市場心理が冷え込み、さらに下落すると考えます。

新地球紀行

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