前回は「揺れる世界秩序 1」の話でした。

2023年に世界で景気後退になるという予想が強まっています。
JP

独8月統計、物価高で景気後退入り示唆 工業生産や消費落ち込む
7日発表された鉱工業生産など8月のドイツの経済指標は、エネルギー価格高騰など物価高が企業や家計を直撃し景気後退に向かっていることを示唆した。
その中、欧州最大の経済力を持つドイツで、景気後退を示唆する指標となりました。

クリミア大橋で大爆発が起きたロシア。
BBCニュース


クリミア大橋、爆発後に一部通行再開とロシア当局 – BBCニュース
ウクライナ南部のクリミア半島とロシアを結ぶ欧州最長の大橋で8日朝に爆発があり、その一部が崩落した。ロシア当局は同日夜、通行の一部が再開したと明らかにした。ロシア…
ウクライナは実行を仄めかしており、ウクライナによる反撃の一つと考えられます。

ウクライナ戦争開始以来、この橋が「狙われていること」は分かっていたロシア。
しかし、非常に厳しい警備の中、実際に爆発されるとは考えられない事態です。

武器・弾薬を供与する米国ですが、軍事的な諜報も提供していると見られます。

かつてない速さで利上げを推進するFRB。
政策ルールとなる「経済理論」を無視した「強い姿勢」を貫きます。
一時的に、実態以上に上がった株価を牽引していた米ハイテク企業。
異常なドル高の中、輸出が過半数を占めるため、利益が下がっています。
先週末に大幅に下落した米国株。
ウクライナ戦争の「双方の応酬」が続く中、市場心理が冷え込み、さらに下落すると考えます。