前回は「揺れる世界秩序 1」の話でした。
目次
反撃強めるウクライナ軍
ウクライナ軍が反撃を強めています。
ウクライナ軍、南部ヘルソン州で複数の村を奪還 – BBCニュース
ウクライナ南部ヘルソン州のロシア軍陣地を突破したウクライナ軍が4日、同州の主要な村を解放し、ロシア軍は再び撤退することになった。
ウクライナ四州の併合を強行し、既成事実化するロシア。
とにかく「強行姿勢を貫く」姿勢を「貫き続けている」のがロシアです。
併合を強行したプーチン大統領
対抗するには、「戦いで奪還するしかない」というゼレンスキー大統領の姿勢が伺えます。
「併合した」ロシアは、「防衛」と主張するとみられますが、西側諸国は一切認めていません。
米国から大量の武器・資金に加え、軍事機密までもがウクライナへ流れていると考えられています。
OECD、ウクライナを加盟候補国として承認
経済協力開発機構(OECD)のマティアス・コーマン事務総長は、ウクライナ政府からの要請を受け、加盟38カ国がウクライナを加盟候補国として承認することを決定したと…
ウクライナからの加盟申請を承認したOECD。
本格な加盟には時間がかかる見込みですが、大きな一歩です。
NATO同様に、東へ広がりを見せるOECDの勢力圏。
これ以上、OECD が広がるのは、ロシアとしては面白くないでしょう。
対中戦略を強める台湾
蔡英文 台湾総統が、中国に対して強い姿勢を改めて示しました。
米国のコミットメントは
歓迎!
としながらも、防衛は他国に依存しない姿勢です。
自国は自国で
防衛する!
という基本姿勢を明確にした台湾。
「防衛を米国に依存し続け、北朝鮮からのミサイルが上空を通過しても黙る」日本。
戦後、「防衛」に関して、ずっと「先送り」の姿勢を続けて75年以上経過しました。
NY外為市場=ドル上昇、FRBの積極姿勢変わらずとの見方で
終盤のニューヨーク外為市場では、直近で弱含んでいたドルが上昇し、ユーロとポンドはそれぞれ約1%値下がりした。連邦準備理事会(FRB)の積極的な利上げスタンスが続…
最近、急速に復調してきた米国株。
本来、このあたりが底値であるはずですが、市場心理の冷え込みと過度な先読みで揺れています。
昨日は、ほぼ変わらずの米国株でしたが、少し復調する兆しが見えてきていると考えます。