ウクライナの戦略 1|露ウクライナ侵攻

前回は「揺れる世界秩序 1」の話でした。

Volodymyr Zelenskyウクライナ大統領(Wikipedia)

ウクライナ軍が反撃を強めています。

ウクライナ四州の併合を強行し、既成事実化するロシア。

Vladimir Putin露大統領(Wikipedia)

対抗するには、「戦いで奪還するしかない」というゼレンスキー大統領の姿勢が伺えます。

「併合した」ロシアは、「防衛」と主張するとみられますが、西側諸国は一切認めていません。

米国から大量の武器・資金に加え、軍事機密までもがウクライナへ流れていると考えられています。

Joe Biden米大統領(Wikipedia)

ウクライナからの加盟申請を承認したOECD。

本格な加盟には時間がかかる見込みですが、大きな一歩です。

OECD加盟国(Wikipedia)

NATO同様に、東へ広がりを見せるOECDの勢力圏。

これ以上、OECD が広がるのは、ロシアとしては面白くないでしょう。

蔡英文 台湾総統(Wikipedia)

蔡英文 台湾総統が、中国に対して強い姿勢を改めて示しました。

「米国のコミットメントは歓迎」としながらも、防衛は他国に依存しない姿勢です。

「自国は自国で防衛する」という基本姿勢を明確にした台湾。

「防衛を米国に依存し続け、北朝鮮からのミサイルが上空を通過しても黙る」日本。

戦後、「防衛」に関して、ずっと「先送り」の姿勢を続けて75年以上経過しました。

最近、急速に復調してきた米国株。

本来、このあたりが底値であるはずですが、市場心理の冷え込みと過度な先読みで揺れています。

昨日は、ほぼ変わらずの米国株でしたが、少し復調する兆しが見えてきていると考えます。

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