前回は「切迫する危機と国際協調〜急激なインフレ・クリミア半島・石油とエネルギー〜」の話でした。
目次
独立記念日を迎えたウクライナ
24日に独立記念日を迎えたウクライナ。
ゼレンスキー大統領は、
我がUkraineの
領土解放を誓う!
と、確固たる決意を示す演説を行いました。
そして、同日、ウクライナで鉄道駅が、ロシア軍の攻撃を受けました。
ウクライナの鉄道駅にロシア軍の攻撃、子ども含む22人が死亡=ウクライナ当局 – BBCニュース
ウクライナ・ドニプロペトロウシク州チャプリネで24日、鉄道駅がロシア軍のロケット弾攻撃を受け、22人が死亡した。ウクライナ当局が明らかにした。
子ども含む民間人の多数の死者が出ています。
ウクライナの反撃:米国の軍事支援強化
米国が軍事支援を強化する中、ウクライナの反撃が強まっています。
米軍兵器を使用する、ウクライナの強い反撃を受けているロシア。
プーチン氏、軍定員増の大統領に署名 戦闘要員115万人に増強
ロシアのプーチン大統領は25日、軍の総定員を来年1月1日付で190万人から204万人に拡大する大統領令に署名した。このうち戦闘要員は13万7000人増の115万…
プーチン大統領は軍定員を190万人から204万人に、8%程度増強する大統領令に署名しました。
進行開始後半年が経過し、未だ、停戦の兆しが見えないウクライナ戦争。
今年、30%程度の落ち込みが予想されているウクライナmpGDP。
ウクライナ経済、23年には最大15.5%成長が可能=経済相
ウクライナのユリヤ・スヴィリデンコ第一副首相兼経済発展・貿易相は、同国経済は今後1年間で安定し、戦況次第ではあるものの2023年には最大15.5%成長が可能との…
来年23年度には、「最大15%程度の成長可能」と強気の姿勢をウクライナは見せています。
世界経済の先行き:不安定な株式市場
米株式・世界の株式は、FRB議長の講演を前に小幅の調整が続いています。
米国株式市場=ナスダック急伸、エヌビディアなどに買い
米国株式市場は半導体大手のエヌビディアなどのハイテク株に買いが入り、ナスダック総合が急伸して終了した。市場ではパウエル米連邦準備理事会(FRB)議長が26日に経…
昨日は、比較的大きく復調しましたが、当面は大きな下落を含む調整の可能性があるでしょう。
ウクライナへの強い関与、そして台湾との関係強化。
米中関係の緊迫化、台湾への武器提供急増にはつながらず=関係筋
今月上旬のペロシ米下院議長の台湾訪問を契機に米中関係の緊張が高まり、中国が台湾周辺で大規模な軍事演習を展開させているものの、台湾への武器売却を直ちに急増させるほ…
軍事・エネルギー・資源・テクノロジー・IT・サイエンスなど、米国・米企業は多方面で非常に強い要望があります。
欧州・日本の国・企業が、「米国の動きにどう対応するか」が、昨年まで以上に重要になってきています。