前回は「ロシアの姿勢 1」の話でした。

米国・欧州がウクライナ支援を続け、苦境に立たされているロシア。
BBCニュース


ロシアのガス大手、EUへの供給をさらに削減へ – BBCニュース
ロシアのエネルギー大手ガスプロムは25日、メンテナンス作業のため、主要パイプラインを通じた欧州連合(EU)へのガス供給を再び大幅に減らすと発表した。
欧州への天然ガス供給を、「さらに大幅減らす」方針を発表しました。
さらに、ロシアは次々と手を打ってきています。
JP

ロシア、国際宇宙ステーション離脱へ 正式通知ないと米NASA
[ワシントン 26日 ロイター] – ロシア国営宇宙開発企業ロスコスモスのボリソフ新社長は26日、2024年に国際宇宙ステーション(ISS)計画から離脱することを決め…
なんと、「国際宇宙ステーション離脱」の方針を明らかにしました。
NASAへの正式通知はまだなので、「離脱する」ことを駆け引きにしている可能性もあります。
欧州で異常気象が続き、地球が危機にある中、サイエンス分野の地球規模の協力は必須です。
ロシアの「宇宙ステーション離脱」は、実行されると非常に大きな影響が出ます。
長年、宇宙ステーション開発を引っ張ってきたロシア。
旧ソ連時代から、人類初の人工衛星打ち上げ、続いて有人宇宙飛行を成し遂げたロシア。
その影響は今も残っており、宇宙飛行士の方々は、英語のみならず「ロシア語を、学ぶ必要がある」ほどです。

これには、さすがに米国も大変困ります。
泥沼化してきたウクライナ侵攻。
「ロシアとウクライナ」の間のみならず、米国・中国・欧州など多数の国が関わっているため、仲介は非常に困難です。
BBCニュース


【英保守党党首選】 決選投票を前にスーナク氏とトラス氏が討論 税金めぐり激論 – BBCニュース
イギリス与党・保守党の党首選で25日、決選投票に挑むリシ・スーナク前財務相とリズ・トラス外相が一対一のテレビ討論に臨み、税制などイギリス経済の将来像をめぐり激論を…
非常に民主主義が進んだ英国では、決選投票を前にスーナク前財務相とトラス外相が討論しています。

税金などの問題も大きいですが、ウクライナ問題は英国のみならず地球規模の問題です。

ぜひ、税金よりも外交・ウクライナ問題を最重要課題として、討論を続けてほしいです。
そして、次期英国首相・外相には、ウクライナ問題解決の主導的立場を期待したいです。