前回は「世界の危機 5〜欧州の猛暑・英国で40度・日本の異常気象と新型コロナウイルスの影響・大混乱の欧州と世界〜」の話でした。
欧州の異常気象:地中海の山火事

英国で、ロンドンを含む地域で「40度の警戒」が続く中、地中海では山火事が相次いでいます。

ポルトガル・スペイン・フランス南東部で、猛暑による山火事が続出し、数千人の消防士が対応に当たっています。
あまりに困難な状況のためか、空中消化機が墜落し、パイロットが死亡する事態まで起きています。

高温予想のため、非常事態宣言が始めた出された英国。

間も無くジョンソン首相の後継の首相・党首の三回目投票が行われる英国。
この異常気象に対する対応も、ぜひ議論の対象として欲しいです。
共同声明を出せないG20財務相・中央銀行総裁会議
異常気象によって、世界中が大打撃を受けています。
そして、続くロシアのウクライナ侵攻。
インドネシアで開催されていたG20財務相・中央銀行総裁会議。
この会議では、ウクライナ問題での対立で共同声明が採択できませんでした。

中東を訪問していたバイデン大統領ですが、原油増産の確約を得ることができませんでした。
それでもなお、ひたすら成長を続ける国・米国。
次々と生まれるイノベーションで、世界を引っ張ってゆく傾向が強まっています。
日本における政治家と宗教団体の関係:日本政界の本質

安倍元首相暗殺で揺れる日本は、Wall Street Journalで「政治家と宗教団体の関係」が指摘されています。
宗教というと、「キリスト教とは切っても切れない」欧米が思い浮かびます。
全ての日本人にとって、安倍元首相暗殺は痛恨の悲劇です。
容疑者の話ばかり始終する、日本国内メディア。
それに対し、海外メディアが指摘していることは、日本政界の本質かもしれません。

世界各国が、自国のことで手一杯の中、他国や地球のことまで「手が回らない」のが実情です。
その中、異常気象・気候変動が続き、地球の状況は楽観視できない状況が続きます。
異常気象に対応するために、少なくとも「サイエンス・異常気象限定の各国協調」が望まれます。