前回は「ウクライナの反撃 1」の話でした。

トルコで締結された、ロシア・ウクライナ間のウクライナ産穀物の輸出再開に関する合意。
ウクライナ産穀物を待っている国が多いため、ホッとしたのも束の間。
BBCニュース


ウクライナのオデーサ港に攻撃、穀物輸出再開で合意の翌日 履行は不透明 – BBCニュース
ウクライナに滞留する大量の穀物の輸出再開を同国とロシアが合意した翌日の23日、ウクライナ南西部の貿易拠点オデーサ港が攻撃された。合意の行方が不透明となっている。
ロシアがウクライナの貿易拠点・オデーサ港を攻撃しました。
これで、「締結された合意」が履行されるかは非常に不透明な事態となっています。

ゼレンスキー大統領の声明に対する、プーチン大統領からの「警告」かもしれません。
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