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米国の挑戦 11〜利上げへ〜|世界経済

前回は「米国の挑戦 10〜追加支援強化〜」の話でした。

Jerome Powell FRB議長(Wikipedia)

パウエルFRB議長が、ジャクソンホールで講演を行い、「インフレ抑制の利上げを維持する」姿勢を鮮明にしました。

これを受けて、「急速な利上げをせず、利下げもありうる」と考えていた投資家などが、株を売却しました。

Dow、S&P、Nasdaq は全て3%以上の下落となり、Dowは1000ポイント以上下落しました。

中でも、最近不安定な傾向を示していたハイテク関連のNasdaqは4%近い下落となりました。

S&Pでは、500程度の銘柄のうち5銘柄しか上昇しない、異例の状況です。

米国内のインフレは低下しつつあるとしても、なお強い勢いでインフレが続いています。

急速なインフレは、経済にとって極めて良くなく、経済成長の目標も立てづらくなります。

「一定レベルに抑制するべき」という「中銀の役目」を推進する姿勢を強く示したFRB。

ザポリッジャ原発では、なお危うい状況が続いています。

Joe Biden米大統領(Wikipedia)

11月に中間選挙を迎える米国。

結果次第ですが、ウクライナへの軍事支援はさらに増加させると見込まれます。

FRBの姿勢を受けて、Dowは30,000ポイント付近まで下落する可能性があります。

「株式が異常に高くなり、インフレが非常に進み、経済が混乱する」ことを大きく抑制する方向です。

しかし、それは来年以降の「リセッションの可能性を防ぐ」役割を持つと考えます。

その後、米国は健全なインフレと共に、堅実な経済成長をすると考えます。

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