前回は「米国の挑戦 5〜構成強めるロシア・プーチン大統領エネルギー・米国産天然ガス争奪戦・TESLAと電池・資源〜」の話でした。
目次
FRBと米株価:米株急上昇

FRB議長の発言を受けて、低迷基調だった米株式が大幅上昇しました。
JP

米国株式市場=ナスダック20年4月以来の大幅高、FRB議長発言受け
米国株式市場は上昇して取引を終えた。ナスダック総合は2020年4月以来の大幅な上昇率を記録した。米連邦準備理事会(FRB)のパウエル議長が連邦公開市場委員会(F…
特に、Nasdaqは4%以上、Nyse Fangは5%以上の大幅上昇となりました。
テクノロジー株の復調が、明確になってきました。
米メタは、デジタル広告収入の低迷で、売上が思ったほど伸びず、株価が大きく下がりました。
JP

米メタ、第2四半期は初の減収 景気減速で広告に逆風 株価3%超安
[27日 ロイター] – フェイスブックを運営する米メタ・プラットフォームズが27日に発表した第2・四半期決算は売上高が減少し、市場予想を下回った。四半期での減収は初…
マイクロソフトもクラウド事業の伸び悩みとドル高で、4-6月期業績は予想を下回りました。
堅実に成長する米テクノロジー業界

全体的に米国のテクノロジーは、堅実に成長する兆しが鮮明です。
Googleは検索事業が、堅実な力強さを見せつけています。
巨額の売上高と、高い利益率をもつAlphabetは、ここ四年で売上が倍以上になっています。
広告収入が、堅実に成長している状況が鮮明です。
米国のAlphabetなどITを中心とする会社は、今後着実に成長すると考えます。
Nasdaq復調へ

一時的に低迷していたNasdaqは、FRB議長の発言受け、当面は再び復調すると考えます。
全てにおいて、堅調な成長へとハッキリ向かう米国。
異常気象・エネルギー問題などが大きく顕在化する中、米国の動きが活発化しています。
これらの分野で、米国は「さらなる覇権」を狙っていると考えます。