駄菓子屋さんで街・都市を活性化〜「子どもたちの遊びの拠点の一つ」であった駄菓子屋・駄菓子屋さんで街・都市を活性化・費用対効果抜群の政策:都市・建築・小売業界への波及と子どもを大事にする視点・「場当たり的」で「棚上げ」が得意な日本政府〜|都市問題

前回は「子どもにとっての駄菓子屋さんの世界〜激減した小売店と駄菓子屋さん・駄菓子屋と子ども・実際に自分でモノを選んで買う体験〜」の話でした。

目次

「子どもたちの遊びの拠点の一つ」であった駄菓子屋

駄菓子店(新地球紀行)

子どもの頃、友達と一緒に行く「遊びの拠点の一つ」であった駄菓子屋さん。

お金の大事さをリアルに知ることが出来る「貴重な経験」を、もたらしてくれた「学びの拠点の一つ」でした。

製造元の会社の方々は、子どもたちのために大変大きな仕事をしていると思います。

また、駄菓子屋を運営される、最前線の小売業の方々も大変なご苦労をされていると思います。

「子どもたちの成長のために欠かせない」仕事を、されていると思います。

駄菓子(新地球紀行)

そうした「社会の学び」にもつながる、子どもたちにとって「とても大事な存在」である駄菓子屋。

経産省によると、駄菓子屋さんを含む「菓子小売業」は、この20年間で70%減少してしまいました。

駄菓子屋さんで街・都市を活性化

駄菓子店(新地球紀行)

子どもたちのためにも、国や自治体が補助金をつけて、駄菓子屋さんをどんどん再生したら良いと思います。

「新たなイノベーション」に大きな補助金を投入することも大事ですが、国にとって一番大事なのは子どもです。

増して、「少子高齢化」が異常なスピードで突き進んでいる日本。

その子どもたちが、

居場所が、
なくなって・・・

とか最近のSNSで傷ついたりしている中、こういうリアルな「遊びと学びの拠点」は極めて大事です。

政策で後押しすることで、最も有効で更に結果がすぐに出ることだと思います。

少子高齢化は出来るだけ止めなければならないですが、最近は放置される住宅も多くあります。

小売業は住宅でも十分できますし、建築基準法等においても、小売店は住宅地で営業できます。

リタイアされた高齢者から希望者を募って、古い木造住宅をリノベーションして、駄菓子屋さんを運営する政策。

この政策は、数多くのメリットがあります。

駄菓子屋さんをたくさん作る政策

・子供にとって、「遊びと学びの拠点」が作られる

・高齢者の方々も楽しく、地域が活性化する

・放置される住宅が減り、治安が良くなる

・リノベーション需要によって、建築業界が活性化する

・駄菓子・おもちゃ・お菓子の需要が上昇し、関連企業が活性化する

費用対効果抜群の政策:都市・建築・小売業界への波及と子どもを大事にする視点

駄菓子店(新地球紀行)

とにかく「良いことだらけ」の「駄菓子屋大量再生計画」。

ぜひ、国や自治体がバックアップして、遂行してほしい。

素人の方が、小売業といっても突然ビジネスをやって上手く行くのは難しいでしょう。

ビジネス面は、自治体がバックアップするのが大事でしょう。

そして、ある程度の経費・運営する方々の給与を補助金で賄っても良いのではないでしょうか。

様々な補助金や助成金がありますが、金額はそれほど大きくなく、費用対効果抜群だと思います。

短期的な費用対効果に目が行きがちですが、やはり街づくりは「そこに住む人」が最も大事です。

東京(新地球紀行)

ハコモノをたくさん作るよりも、こういう「街づくりのソフト面の強化」は非常に大きな効果があると思います。

団地の衰退・再生とリノベーションなども、話題になっています。

そこで、「団地の一角に駄菓子屋さんをつくる」のも面白く、非常に有効でしょう。

「駄菓子屋さんで街を活性化する」アイデア、比較的低価格で、非常に大きな多方面に渡る効果が望めます。

「場当たり的」で「棚上げ」が得意な日本政府

場当たり的な「少子高齢化対策」を、ずっと繰り返し続けてきている日本政府。

とかく「場当たり的」以外に形容しようがなく、「一貫性のかけらもない」政策を続ける日本政府。

岸田文雄 総理大臣(Wikipedia)

異次元の
少子化対策だ!

先日、自ら「異次元の少子化対策」という政策を発表した岸田内閣。

自分で「異次元」と言っている時点で、「レベルの低さは世界一級」です。

「場当たり的」であったり、「棚上げ」を得意技にしている日本政府。

すでに、戦後80年近く経過し、バブル期の輝いていた日本が「輝かなくなってから」30年。

輝きを持たない富士山(新教育紀行)

たまには、一般の方々から見て、

これは、
面白い!

日本政府も
やる時はやるんだね!

と考えるような、「効果的で分かりやすく、具体的な」政策を本気でやってみては、いかがでしょうか。

新地球紀行

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