前回は「自国・日本の歴史と現在〜史実と「いま」・日本から見た世界・バブル崩壊後の日本・転落を続ける日本〜 」の話でした。
第二次世界大戦の日本・大日本帝国

日本は第二次世界大戦のことで、アジア近隣国から、ずっと
Japanが
悪いのだ!
と言われ続けています。
きちんとした話し合いをした上で「ケジメをつけた」と思っていても、さらにそう主張する国もあります。
あるいは、
第二次世界大戦時のJapanは、
悪いことばかりやったのではない!
と、言ってくれる国もあります。
これは国家・人種によって意見様々です。
一方で、昭和初期、戦前までの歴史に対して「背を向ける」風潮が、ずっとこの国にはあります。
世界から見た日本:大東亜戦争・大東亜共栄圏

日本への世界・国外からの視線は、経済・科学技術等の分野において、「ある程度の優位性」があります。
そして、戦後の高度成長期や第二次世界大戦の歴史を含めて、
Japanは〜
という歴史を持つ国だ。
と、理解されていることを、忘れてはならないと思います。
第二次世界大戦は、日本では太平洋戦争、あるいは大東亜戦争という呼称があります。
「連合軍と戦った」と言っても、日本にとっては主に「対米戦」であった日本にとっての第二次世界大戦。
中国大陸で当時の蒋介石率いる国民党軍と熾烈な戦いを続け、大英帝国とも衝突しました。
とは言っても、何と言っても、日本(大日本帝国)にとっては、「第二次世界大戦=対米戦」の印象が強いでしょう。

そして、「大東亜戦争」という呼称に関しては、日本が、
我が日本中心の、
新たなアジアの秩序を作るのだ!
と日本自らが盟主となる「大東亜共栄圏」を推進したことから、このように呼ぶこともあります。
そのため、日本にとっては、「大東亜戦争」こそが第二次世界大戦の本質でもあります。
しかしながら、
「大東亜戦争」の時、
日本は・・・
と話そうものなら、
えっ、なにこの人?
右翼?
みたいな風潮がある日本。
自国の歴史を知る姿勢

こうした「誤解」を、日本人自身が持たないためには、「自国の歴史を知る」ことが最善でしょう。
大人の方で歴史に詳しくなければ、マンガでも良いので改めて読まれてはいかがでしょうか。
漫画「日本の歴史」はいくつかの出版社から出されていますが、非常に分かりやすいです。
さらに、「マンガ」ですが、よく読むと密度も濃い内容です。
そして、1巻からではなく、「好きな巻から読む」のがおすすめです。
実際、縄文・弥生時代は「世界・日本の現代を考える」にあたって、「大事ではない」のが実情でしょう。

第二次世界大戦の話が登場する巻以降を読むのは、小学校3年生以上くらいでしょう。
「世の中には戦争などの悲惨なこともある」ことは、子どもにもきちんと理解してもらう方が良いでしょう。
世界に対してアピールしてゆくには、まずは日本の近代以降の歴史の概要を把握する必要があります。
その上で、「日本人・日本という国家」を、自分で考えることが重要だと思います。
この「日本人・日本という国家」を日本人自身が理解することこそが、日本再生の最も大事なポイントと考えます。