日本と世界の近代以降の歴史〜現代世界・社会の視点・第二次世界大戦の日本・大日本帝国・世界から見た日本・大東亜戦争・大東亜共栄圏・自国の歴史を知る姿勢〜|国際情勢・歴史

前回は「自国・日本の歴史と現在〜史実と「いま」・日本から見た世界・バブル崩壊後の日本・転落を続ける日本〜 」の話でした。

目次

第二次世界大戦の日本・大日本帝国

大日本帝国の敗戦時の領土(第二次世界大戦全史 洋泉社MOOK)

日本は第二次世界大戦のことで、アジア近隣国から、ずっと

Japanが
悪いのだ!

と言われ続けています。

きちんとした話し合いをした上で「ケジメをつけた」と思っていても、さらにそう主張する国もあります。

あるいは、

第二次世界大戦時のJapanは、
悪いことばかりやったのではない!

と、言ってくれる国もあります。

これは国家・人種によって意見様々です。

一方で、昭和初期、戦前までの歴史に対して「背を向ける」風潮が、ずっとこの国にはあります。

世界から見た日本:大東亜戦争・大東亜共栄圏

1945年8月6日広島へ原爆投下(Wikipedia)

日本への世界・国外からの視線は、経済・科学技術等の分野において、「ある程度の優位性」があります。

そして、戦後の高度成長期や第二次世界大戦の歴史を含めて、

Japanは〜
という歴史を持つ国だ。

と、理解されていることを、忘れてはならないと思います。

第二次世界大戦は、日本では太平洋戦争、あるいは大東亜戦争という呼称があります。

「連合軍と戦った」と言っても、日本にとっては主に「対米戦」であった日本にとっての第二次世界大戦。

中国大陸で当時の蒋介石率いる国民党軍と熾烈な戦いを続け、大英帝国とも衝突しました。

とは言っても、何と言っても、日本(大日本帝国)にとっては、「第二次世界大戦=対米戦」の印象が強いでしょう。

左上から時計回りに Adolf Hitler独総統、Winston Churchill英首相、Franklin Roosebelt米大統領、東條英機首相(Wikipedia)

そして、「大東亜戦争」という呼称に関しては、日本が、

我が日本中心の、
新たなアジアの秩序を作るのだ!

と日本自らが盟主となる「大東亜共栄圏」を推進したことから、このように呼ぶこともあります。

そのため、日本にとっては、「大東亜戦争」こそが第二次世界大戦の本質でもあります。

しかしながら、

「大東亜戦争」の時、
日本は・・・

と話そうものなら、

えっ、なにこの人?
右翼?

みたいな風潮がある日本。

自国の歴史を知る姿勢

学習マンガ(集英社)

こうした「誤解」を、日本人自身が持たないためには、「自国の歴史を知る」ことが最善でしょう。

大人の方で歴史に詳しくなければ、マンガでも良いので改めて読まれてはいかがでしょうか。

漫画「日本の歴史」はいくつかの出版社から出されていますが、非常に分かりやすいです。

さらに、「マンガ」ですが、よく読むと密度も濃い内容です。

そして、1巻からではなく、「好きな巻から読む」のがおすすめです。

実際、縄文・弥生時代は「世界・日本の現代を考える」にあたって、「大事ではない」のが実情でしょう。

第二次世界大戦の話が登場する巻以降を読むのは、小学校3年生以上くらいでしょう。

「世の中には戦争などの悲惨なこともある」ことは、子どもにもきちんと理解してもらう方が良いでしょう。

世界に対してアピールしてゆくには、まずは日本の近代以降の歴史の概要を把握する必要があります。

その上で、「日本人・日本という国家」を、自分で考えることが重要だと思います。

この「日本人・日本という国家」を日本人自身が理解することこそが、日本再生の最も大事なポイントと考えます。

新地球紀行

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