前回は「世界と地球」の話でした。
目次
安全保障会議@ミュンヘン

ウクライナ問題は緊張の度合いが収まっておらず、ドイツ・ミュンヘンで安全保障会議が開かれました。
会議では、ボリス・ジョンソン英首相が、

ウクライナ支援しなければ、
台湾も脅威にさらされる!
と主張しました。
Reuters Japan


ウクライナを支援しなければ、台湾も脅威にさらされる=英首相
ジョンソン英首相は19日、西側諸国がウクライナの独立を支持するという公約を果たさなければ、台湾など世界中に影響が及ぶとの認識を示した。
台湾のことは、まさに日本にとっては「他人事ではなく、日本にも非常に影響が強いこと」です。
ゼレンスキー・ウクライナ大統領は、自国の姿勢をはっきりと打ち出しています。





ウクライナは挑発に応じない、
しかし自衛する用意がある・・・
と明確に主張するゼレンスキー大統領。
BBCニュース




ウクライナは挑発に応じない、しかし自衛の用意がある=ゼレンスキー大統領 – BBCニュース
ウクライナ東部で国軍と親ロシア派武装勢力との衝突が相次ぎ、情勢が緊迫する中、同国のウォロディミル・ゼレンスキー大統領は19日、自分たちは挑発には応じないが、ロシア…
日本の安全保障
戦後、日本は米軍が守ってくれていることもあり、自国がここまで危機に瀕することはありませんでした。
平和な日本人にはウクライナの状況を、正確に理解することは難しいでしょう。
しかも、ウクライナ国内では「親ロシア派武装勢力が実効支配する地域」もあります。
ゼレンスキー大統領は、非常に難しい立場となっています。


NATO・米国・欧州がもっと後押しして、この危機を回避することができるかもしれません。
明確な道筋は、「まだ水面下で話し合われている」のでしょう。
日本は・・・・・というと、相変わらず国内メディアはともかく、海外メディアはほぼ触れていません。
「触れる内容がない」のが、実情でしょう。
こういう非常時の中、英首相が台湾にまで言及する事態となった今。
日本の岸田首相にもハッキリと「日本の主張」をして欲しいと思います。


主張したところで、あまり重視はされないでしょうが、まずは「発信する」ことが大事だと考えます。