混迷する世界と日本〜ウクライナの緊張とアジアにおける台湾〜|ロシアとウクライナ

前回は「世界と地球」の話でした。

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安全保障会議@ミュンヘン

左上から時計回りにBoris Johnson英首相、Putin露大統領、Emmanuel Macron仏大統領、Xi Jinping(習近平)中国家主席(Wikipedia)

ウクライナ問題は緊張の度合いが収まっておらず、ドイツ・ミュンヘンで安全保障会議が開かれました。

会議では、ボリス・ジョンソン英首相が、

ウクライナ支援しなければ、
台湾も脅威にさらされる!

と主張しました。

台湾のことは、まさに日本にとっては「他人事ではなく、日本にも非常に影響が強いこと」です。

ゼレンスキー・ウクライナ大統領は、自国の姿勢をはっきりと打ち出しています。

Volodymyr Zelenskyウクライナ大統領(Wikipedia)

ウクライナは挑発に応じない、
しかし自衛する用意がある・・・

と明確に主張するゼレンスキー大統領。

日本の安全保障

戦後、日本は米軍が守ってくれていることもあり、自国がここまで危機に瀕することはありませんでした。

平和な日本人にはウクライナの状況を、正確に理解することは難しいでしょう。

しかも、ウクライナ国内では「親ロシア派武装勢力が実効支配する地域」もあります。

ゼレンスキー大統領は、非常に難しい立場となっています。

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NATO・米国・欧州がもっと後押しして、この危機を回避することができるかもしれません。

明確な道筋は、「まだ水面下で話し合われている」のでしょう。

日本は・・・・・というと、相変わらず国内メディアはともかく、海外メディアはほぼ触れていません。

「触れる内容がない」のが、実情でしょう。

こういう非常時の中、英首相が台湾にまで言及する事態となった今。

日本の岸田首相にもハッキリと「日本の主張」をして欲しいと思います。

岸田文雄首相(Wikipedia)

主張したところで、あまり重視はされないでしょうが、まずは「発信する」ことが大事だと考えます。

新地球紀行

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