前回は「日本の国防と世界」の話でした。
目次
ロシア侵攻決断へ

ウクライナ情勢は、米大統領が「ロシアが侵攻決断」と発言しました。
ロシアは、ウクライナ東部の親ロシア派住民の避難を受け入れて、支援しています。
Reuters Japan

ロシア大統領、ウクライナ東部の住民避難に対応 70万人が退避か
ロシアのプーチン大統領は18日、ウクライナ東部の親ロシア派支配地域からの住民のロシア国内への避難を調整するために非常事態相を派遣した。
G7・西側各国で結束が呼びかけられ、経済制裁などを含めて、ロシアと折衝が続いています。
今回の問題は、ロシアの強引さが目立つのは事実です。
また、「ウクライナのNATO加盟」に関しては、ロシア側の主張もまた事実を含むでしょう。
ロシア側の「米国・欧州が約束違反」という主張です。
NATOとロシア

対して、米国は「ウクライナの主権」と主張し、こちらも「主権」という意味では事実でしょう。
結局、外交交渉で話し合い、決裂ならば・・・「外交の延長」と言われる事態(戦争)になるかも知れません。
現在、独立国のウクライナがロシア、ソビエト連邦の一部であった時期があります。
そして、ロシアの「元々は一緒の国」という主張も事実です。
様々な事実と主張があり、結論は話し合うしかないのですが、ロシアは強行姿勢を崩していません。

第二次世界大戦と欧州東部
第二次世界大戦時には、ロシアとドイツによる「ポーランド分割」がありました。
この欧州東部は、日本人の理解を超える様々な事情・歴史があるのでしょう。
なんとか侵攻にはならず、双方の妥協が生まれることを願います。
日本は110年あまり昔に、ロシアと単独で戦争をした経験を持ちます。
なんとか辛勝した結果、「さらに軍国主義に向かった」歴史を持つ日本(大日本帝国)。
「ロシアによる侵攻」という新たな世界情勢を受けて、大きな衝撃を受けました。
そして、「世界というより皆が住む地球」としての考えを強くしました。

「新世界紀行」というタイトルの本連載は、今後は「新地球紀行」と変更して、新たなスタートです。