前回は「現代は戦前と同じ「持久戦争の時代」か?〜現代と戦時中の世界の変化・禁じ手「イラン発電所攻撃」を予告したトランプ大統領・協議否定するイラン〜」の話でした。
トランプ大統領次第?の世界情勢:暴騰と大幅下落で揺れる日経平均株価

Trumpホルムズ海峡を開放しなければ、
イランのインフラ施設などを攻撃する!



今夜、一つの文明がまるごと滅び、
二度と回復しない!
イランを恐喝したトランプ大統領は、ディールを成立させて、二週間の停戦に至りました。
米国とイランの戦争によって、世界中の株価が暴落した中、一気に株価が暴騰することになりました。
最近は、特に日経平均株価の動きが激しく、大きく下落した後に、1日で5%以上暴騰しました。
ドイツ・英国などの株価と比較すると、「大きく下がって、大きく上がる」のが最近の日経平均です。
世界中が「トランプ大統領次第」となっている、世界情勢。
なぜ、日経平均株価の揺れが異常に大きいのか?は、諸説ありますが、少し異様な感じがします。
二週間の停戦に至ったものの、本質的には「戦争中」であり、近々また株価の大幅下落がありそうです。
傭兵に頼ることを「堕落」と切って捨てた石原莞爾:異様な現代日本の国防


| 戦争名称 | 武力vs他の手段 | 性質 |
| 決戦戦争 | 武力>> 他の手段 | 男性的・陽性 |
| 持久戦争 | 武力<<他の手段 | 女性的・陰性 |
| 戦争名称 | 武力vs他の手段 |
| 決戦戦争の時代 | 武力>> 他の手段の時代 |
| 持久戦争の時代 | 武力<<他の手段の時代 |
| 決戦戦争の時代 | 武力>> 他の手段の時代 |
| 持久戦争の時代 | 武力<<他の手段の時代 |
戦前の「帝国陸軍の天才」と呼ばれた石原莞爾は、戦争の性格・時代を明確に定義づけました。
| 時代 | 戦争の性質 | 兵制 | 政治史の大勢 |
| 古代 | 決戦戦争 | 国民皆兵 | 国家対立から統一へ |
| 中世 | – | – | 宗教支配 |
| 火器使用以後 | 持久戦争 | 傭兵 | 新国家の発展 |
| 仏国革命以後 | 決戦戦争 | 国民皆兵 | 国家主義全盛 |
| 現代:欧州大戦以後 | 持久戦争 | 国民皆兵(全男子) | 国家連合 |
| 未来:最終戦争以後 | 決戦戦争 | 国民皆兵(全国民) | 世界統一 |
そして、現在は「石原の視点から見れば未来」ですが、まだまだ「決戦戦争」にはなっていません。
2026年現在、世界中で戦火が広がり、第二次世界大戦以降で最も戦争が多い状況が続いています。



ギリシャ・ローマ時代の戦術は極めて
整然たる戦術であったのであります。



多くの兵が密集して方陣を作り、
巧みにそれが進退して敵を圧倒する。



今日でも、ギリシャ・ローマ時代の戦術は
以前として軍事学における研究の対象たり得るのであります。
確かに、「多くの兵を密集して一気に叩く」というのは、戦争・戦術の超基本です。



アレキサンダーの戦争、シーザーの戦争などは
割合に政治の影響を受けないで決戦戦争が行われました。



ところが、ローマ帝国の全盛の時代となりますと、
国民皆兵の時代が破れてきて、傭兵になった。



これが原因で、決戦戦争的色彩が持久戦争的な
ものに変化しつつあったのであります。
「国民皆兵→傭兵」が、「決戦戦争→持久戦争」となった大きな理由と整理した石原。



これは歴史的に考えれば、
東洋でも同じことであります。



お隣のシナでは、漢民族の最も盛んであった唐朝の
中頃から、国民皆兵の時代が乱れて、傭兵に堕落する。
中国を「支那」と呼ぶのは、差別用語という説もあります。
その一方で、石原の時代は、中国を「支那と呼ぶのが普通」でした。
そして、「傭兵に頼ること」を「堕落」と明確に指摘した石原。
何といっても、「自国を守るのは自分たちであり、国民自ら兵となるべき」ということなのでしょう。
この石原の視点から見れば、現在の日本の国防は「極めてあやうく、堕落以下」なのかもしれません。

