傭兵に頼ることを「堕落」と切って捨てた石原莞爾〜異様な現代日本の国防・トランプ大統領次第?の世界情勢・暴騰と大幅下落で揺れる日経平均株価〜|石原莞爾「最終戦争論」5

前回は「現代は戦前と同じ「持久戦争の時代」か?〜現代と戦時中の世界の変化・禁じ手「イラン発電所攻撃」を予告したトランプ大統領・協議否定するイラン〜」の話でした。

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トランプ大統領次第?の世界情勢:暴騰と大幅下落で揺れる日経平均株価

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左上から時計回りにDonald Trump米大統領、Mohammad Ghalibafイラン国会議長、、Giorgia Meloni伊首相、Emmanuel Macron仏大統領(Wikipedia)
Trump

ホルムズ海峡を開放しなければ、
イランのインフラ施設などを攻撃する!

Trump

今夜、一つの文明がまるごと滅び、
二度と回復しない!

イランを恐喝したトランプ大統領は、ディールを成立させて、二週間の停戦に至りました。

米国とイランの戦争によって、世界中の株価が暴落した中、一気に株価が暴騰することになりました。

最近は、特に日経平均株価の動きが激しく、大きく下落した後に、1日で5%以上暴騰しました。

ドイツ・英国などの株価と比較すると、「大きく下がって、大きく上がる」のが最近の日経平均です。

世界中が「トランプ大統領次第」となっている、世界情勢。

なぜ、日経平均株価の揺れが異常に大きいのか?は、諸説ありますが、少し異様な感じがします。

二週間の停戦に至ったものの、本質的には「戦争中」であり、近々また株価の大幅下落がありそうです。

傭兵に頼ることを「堕落」と切って捨てた石原莞爾:異様な現代日本の国防

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石原莞爾 参謀本部作戦課長(別冊 1億人の昭和史1930年 恐慌と軍拡のはざまで 毎日新聞社)
戦争名称武力vs他の手段性質
決戦戦争武力>> 他の手段男性的・陽性
持久戦争武力<<他の手段女性的・陰性
石原莞爾による戦争の性質
戦争名称武力vs他の手段
決戦戦争の時代武力>> 他の手段の時代
持久戦争の時代武力<<他の手段の時代
決戦戦争の時代武力>> 他の手段の時代
持久戦争の時代武力<<他の手段の時代
石原莞爾による戦争と時代

戦前の「帝国陸軍の天才」と呼ばれた石原莞爾は、戦争の性格・時代を明確に定義づけました。

時代戦争の性質兵制政治史の大勢
古代決戦戦争国民皆兵国家対立から統一へ
中世宗教支配
火器使用以後持久戦争傭兵新国家の発展
仏国革命以後決戦戦争国民皆兵国家主義全盛
現代:欧州大戦以後持久戦争国民皆兵(全男子)国家連合
未来:最終戦争以後決戦戦争国民皆兵(全国民)世界統一
石原莞爾による戦争の歴史・性質・政治史

そして、現在は「石原の視点から見れば未来」ですが、まだまだ「決戦戦争」にはなっていません。

2026年現在、世界中で戦火が広がり、第二次世界大戦以降で最も戦争が多い状況が続いています。

石原莞爾

ギリシャ・ローマ時代の戦術は極めて
整然たる戦術であったのであります。

石原莞爾

多くの兵が密集して方陣を作り、
巧みにそれが進退して敵を圧倒する。

石原莞爾

今日でも、ギリシャ・ローマ時代の戦術は
以前として軍事学における研究の対象たり得るのであります。

確かに、「多くの兵を密集して一気に叩く」というのは、戦争・戦術の超基本です。

石原莞爾

アレキサンダーの戦争、シーザーの戦争などは
割合に政治の影響を受けないで決戦戦争が行われました。

石原莞爾

ところが、ローマ帝国の全盛の時代となりますと、
国民皆兵の時代が破れてきて、傭兵になった。

石原莞爾

これが原因で、決戦戦争的色彩が持久戦争的な
ものに変化しつつあったのであります。

「国民皆兵→傭兵」が、「決戦戦争→持久戦争」となった大きな理由と整理した石原。

石原莞爾

これは歴史的に考えれば、
東洋でも同じことであります。

石原莞爾

お隣のシナでは、漢民族の最も盛んであった唐朝の
中頃から、国民皆兵の時代が乱れて、傭兵に堕落する。

中国を「支那」と呼ぶのは、差別用語という説もあります。

その一方で、石原の時代は、中国を「支那と呼ぶのが普通」でした。

そして、「傭兵に頼ること」を「堕落」と明確に指摘した石原。

何といっても、「自国を守るのは自分たちであり、国民自ら兵となるべき」ということなのでしょう。

この石原の視点から見れば、現在の日本の国防は「極めてあやうく、堕落以下」なのかもしれません。

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