前回は「高市早苗新総理への期待〜日本初の女性総理・「働いて働いて・・・」の巨大な錯誤感・政治は「結果が全て」〜」の話でした。
言葉を軽視する高市新総裁:なぜ「傷もの」が幹事長代行に?

新総裁となった演説で、

働いて働いて働いて
働いて働いて、参ります。
「働いて成果を出すこと」に異常なまでに前向きな発言をした高市新自民党総裁。
自民党が衆議院で少数派であり、連立を組む公明党にとっては「鬼門」の存在である高市総裁。
そのため、まだ「本当に総理大臣になれるか?」は未定です。
ただし、野党が連合して「誰かを担ぎ出す」雰囲気でもなく、「なんとなく高市総理大臣が誕生」しそうな気配です。
まずは、自民党執行部を決定し、各党に挨拶回りに行った高市新総裁。



「傷もの」が
一人・・・
新たに幹事長代行に任命した萩生田氏を「傷もの」と紹介しました。
自民党三役と呼ばれる幹事長・政調会長・総務会長の中で、幹事長の権限は圧倒的です。
すると、幹事長代行は、どう考えても「No.4」であり、超重役であるはずです。
それならば、なぜ「傷もの」を幹事長代行に任命する必要があるのか、意図が不明です。
「今も傷もの」か「かつて傷もの」なのか?


そもそも「傷もの」の理由は、「裏金問題」です。
裏金問題に関する話を上記リンクでご紹介しています。
裏金発覚時には、



そのうちに
説明します・・・
こう言って「逃げていた」のが萩生田氏でした。
この「傷もの」萩生田氏を幹事長代行に任命した、高市新総裁には、一つ尋ねたいです。
それは、萩生田氏が「今も傷もの」か「かつて傷もの」なのか?です。
日本語は曖昧なので、



「傷もの」が
一人・・・
「傷もの」が誰であるかは「明らか」であり、主語がなくても、現在形なのか過去形なのかが不明です。
「今も」傷ものなのか、禊が済んで「かつて」傷ものだったが「復活した」のか。
何とも曖昧です。
そもそも、対外的にある人を「傷もの」と表現するのは、適切とは思えません。
自民党には「傷もの」を大幹部にするほど、人材が少ないのか?
なんとも、意味不明です。



高市さんが総理になったら、
日本経済は緩和方向か?!



ならば、株価はもっと
上がるから、買っておけ!
高市新総裁誕生によって国内外の投資家が一気に「買い」となり、日経平均は2,175円も暴騰しました。
確かに、「期待されている」はずの高市新総裁。
その一方で、政治家は「言葉が大事」であるはずです。
是非とも、高市総裁には言葉には配慮して、国民の期待に応えて欲しい。