高市早苗新総理への期待〜日本初の女性総理・「働いて働いて・・・」の巨大な錯誤感・政治は「結果が全て」〜|2025日本の未来8

前回は「不自然なほど盛り上がらない自民党総裁選〜個性が薄い候補者たち・政治家でなかったら「何をするのか?」〜」の話でした。

目次

高市早苗新総理への期待:日本初の女性総理

New Global Voyage
高市早苗 新内閣総理大臣(Wikipedia)

2025年10月4日、自民党新総裁に選出された高市早苗自民党新総裁。

女性初の自民党総裁となりました。

現在、自民党は衆議院で過半数を得ていないため、「直ちに新総理大臣」かは未定である面があります。

現在連立の公明党の行方もありますが、「どこかと連立する」のは確実で、新総理大臣となります。

そのため、長らく待たれた「女性初の日本内閣総理大臣」となることが確実視されています。

右翼的発想が強い高市氏は、「真っ当な日本国民の発想」でもあります。

これまで、自国・日本や自国民・日本国民を軽視したような総理大臣が多数登場した21世紀の日本の総理大臣。

高市氏の「真っ当な発想」に期待をしたいです。

「働いて働いて・・・」の巨大な錯誤感:政治は「結果が全て」

New Global Voyage
国会議事堂(新地球紀行)

とにかく、「期待するしかない」高市新総理。

ところが、新総裁となった演説では、巨大な不安を引き起こしました。

高市早苗

だって今人数少ないですし、
もう全員に働いていただきます。

高市早苗

馬車馬のように
働いていただきます。

「皆にしっかり働いてもらう」という意思表示は、トップとして良いです。

良いですが、本来は「働くのが当然」である政治家たち。

そもそも、選挙で「国民に選んで頂いている」立場が政治家です。

その政治家たちに、わざわざ「働いていただきます」とトップである総裁が発言するのは、奇妙です。

さらに「馬車馬のように」というのは、前時代的で、「?」と感じます。

高市早苗

私自身もワークライフバランスと
いう言葉を捨てます。

メディアやネットでは「ワークライフバランス」に関する意見が多数出ています。

筆者は、この点は大したことではないと感じます。

そもそも、国家元首は原則として「24時間体制」でいるのが使命です。

そのため、国家元首は「ワークライフバランス」の対象外です。

高市早苗

働いて働いて働いて
働いて働いて、参ります。

ネットで大旋風を巻き起こした「働いて働いて働いて働いて働いて」に感しては、巨大な錯誤感を感じました。

まず、原則「24時間体制」の国家元首は「国家国民のために働く」のが当然です。

そして、「働いて働いて」くらいなら良いですが、「働いて働いて働いて働いて働いて」は、しつこいです。

さらに、政治も仕事も「結果が全て」であり、「長時間働いたかどうか」は「どうでも良いこと」です。

大いなる期待をしたい反面、「軽さ」が大きく出てしまった高市新総裁。

この「軽さ」が忘れられるほど、「大いに働いて、成果を出す」ことを期待したい。

次回は上記リンクです。

New Global Voyage

この記事が気に入ったら
フォローしてね!

目次