前回は「不自然なほど盛り上がらない自民党総裁選〜個性が薄い候補者たち・政治家でなかったら「何をするのか?」〜」の話でした。
高市早苗新総理への期待:日本初の女性総理

2025年10月4日、自民党新総裁に選出された高市早苗自民党新総裁。
女性初の自民党総裁となりました。
現在、自民党は衆議院で過半数を得ていないため、「直ちに新総理大臣」かは未定である面があります。
現在連立の公明党の行方もありますが、「どこかと連立する」のは確実で、新総理大臣となります。
そのため、長らく待たれた「女性初の日本内閣総理大臣」となることが確実視されています。
右翼的発想が強い高市氏は、「真っ当な日本国民の発想」でもあります。
これまで、自国・日本や自国民・日本国民を軽視したような総理大臣が多数登場した21世紀の日本の総理大臣。
高市氏の「真っ当な発想」に期待をしたいです。
「働いて働いて・・・」の巨大な錯誤感:政治は「結果が全て」

とにかく、「期待するしかない」高市新総理。
ところが、新総裁となった演説では、巨大な不安を引き起こしました。

だって今人数少ないですし、
もう全員に働いていただきます。



馬車馬のように
働いていただきます。
「皆にしっかり働いてもらう」という意思表示は、トップとして良いです。
良いですが、本来は「働くのが当然」である政治家たち。
そもそも、選挙で「国民に選んで頂いている」立場が政治家です。
その政治家たちに、わざわざ「働いていただきます」とトップである総裁が発言するのは、奇妙です。
さらに「馬車馬のように」というのは、前時代的で、「?」と感じます。



私自身もワークライフバランスと
いう言葉を捨てます。
メディアやネットでは「ワークライフバランス」に関する意見が多数出ています。
筆者は、この点は大したことではないと感じます。
そもそも、国家元首は原則として「24時間体制」でいるのが使命です。
そのため、国家元首は「ワークライフバランス」の対象外です。



働いて働いて働いて
働いて働いて、参ります。
ネットで大旋風を巻き起こした「働いて働いて働いて働いて働いて」に感しては、巨大な錯誤感を感じました。
まず、原則「24時間体制」の国家元首は「国家国民のために働く」のが当然です。
そして、「働いて働いて」くらいなら良いですが、「働いて働いて働いて働いて働いて」は、しつこいです。
さらに、政治も仕事も「結果が全て」であり、「長時間働いたかどうか」は「どうでも良いこと」です。
大いなる期待をしたい反面、「軽さ」が大きく出てしまった高市新総裁。
この「軽さ」が忘れられるほど、「大いに働いて、成果を出す」ことを期待したい。
次回は上記リンクです。