前回は「世界情勢と情報機関|国際政治」の話でした。
目次
ウクライナ問題

来週、ロシア・ラブコフ外相と米ブリンケン国務長官が会談予定ですが、ウクライナ問題が未だ予断を許さない状況です。
日本は「関係ない」とばかり、「蚊帳の外」の状況ですが、今回は過去30年振るわない日本経済の話です。
黒田日銀総裁による「異次元緩和」がずっと続いていて、日経平均株価は以前より上がりました。
とにかく、「異次元緩和」しか芸がない日銀。
莫大な日本円がばら撒かれ、問題がないはずがないのです。
日本の官製市場:日本の「お上」の存在

これは本当に「良いこと」なのでしょうか。
最近、また日銀が介入を開始して「官製市場」をやっています。
Reuters Japan

コラム:官製相場で冷え込む日本経済、期待と違う円・国債・株の現実=佐々木融氏
世界でインフレ率が大きく上昇していることに加え、日本でも国内企業物価指数(CGPI)が前年比8─9%も上昇していることから、日本の債券市場ではいずれ日銀が金融政…
各国は中央銀行が介入することがありますが、日本の「お上」が登場する状況。
この異様な状況は、民主主義からは程遠いように思います。
未だに江戸時代のようにすら感じます。
日銀がつくりだす「官製市場」は、そろそろ考え直す時期に来ていると思います。