前回は「揺れる露の方針」の話でした。
目次
戦勝パレードのプーチン大統領

戦勝パレードではトーンを落としたプーチン大統領。
ウクライナ侵攻を続けるロシアの実態が、次々報告されています。
マリウポリだけで、戦争犯罪800件以上を数え、多数の民間人の遺体が発見されています。
一時は停戦の動きがあったものの、今や停戦に向けた動きが全く見られない状況です。
そして、米国防情報局DIA長官は「プーチン大統領は長期戦の構えあり」と議会で報告しました。
情報・諜報組織と国家戦略

CIA、NSA、そして今回のDIAなど、米国は明らかになっている情報組織だけでも、これ以上あります。
大して、まともな情報部があるのかすら不透明な日本。
DIA長官は女性で、日本人的感覚では「女性が国防情報部トップ?」と衝撃を受けてしまいます。
米国では当たり前なのでしょう。
第二次世界大戦では、米国に「情報戦で負けていた」と言われる日本。
実は、陸海軍ともに相応の情報組織は持っていました。
国際政治・地政学が大きく変化する中、情報部の存在はこれまで以上に強くなっています。
デジタル庁よりも、情報部設置をしっかり推進すべきでした。
今からでも、きちんとした情報部設置を、日本政府には推進して欲しい。
それは、日本国民を守ることにつながります。